OCEP第五電算室

この国を今一匹の亡霊が徘徊している――クソネミと言う名の亡霊が。

れいわ新選組、参議院内閣委員会質疑取りやめ(なぜ代役を立てないのか?)に対する山本代表の回答

前置き

2022年12月5日、れいわ新選組不定例記者会見を開催。山本太郎代表兼選挙対策委員長、大石晃子共同代表(仮)、櫛渕万里共同代表(仮)、多ケ谷亮国会対策委員長が出席した。

会見中の質疑応答にて、れいわ新選組参議院内閣委員会の質疑を取りやめた件の質問がなされた。同委員会は水道橋博士議員(幹事)が所属しているが、同議員は現在休職中である。このためか、11月8日、10日、24日の質疑を取りやめている。

一方、れいわ新選組はこの件についてこれまで正式な見解を示したことはなかった。唯一といえるのが、山本代表がおしゃべり会にて支持者からの質問に答えたとする文章である。このおしゃべり会は非公開であり、公の場で山本代表による見解が示されたのはこの質疑応答が初めてであった。

本題(1:01:44〜)

youtu.be

質問者:

フリーライターの畠山です。3点伺っていいでしょうか。
まず1点目、不定例で久しぶりなんで伺いますが、11月10日の参議院の内閣委員会で質疑を取りやめたということがあったと思うんですけど、
これ、どういう経緯かというのを説明していただきたいというのと……まとめて質問した方がいいですか。1点ずつ。じゃあ、1点ずつで。まず、これを。

山本代表:

ありがとうございます。各議員様々な委員会に入っているということはご存知のとおりだと思います。
で、れいわ新選組は今、事実上の1名欠員状態ということですね。この1名欠員状態という状態で何が起こるかということですけれども、その委員会に参加できない状況になっちゃうということです。
じゃあ、その参加できていない委員会に対して、じゃあ別の人が埋めようじゃないかということがひとつ方法として考えられます。
で、実際に埋められるところは埋めています。だから、埋まらないところは埋められないということです。それだけのことです。で、なぜそこを埋められないかといったら、当然質疑の準備だったりさまざまなことをやっているということですね。
これを全て埋めなければいけないということになっちゃったら、次倒れる人は誰だろうなという話になっちゃうということ。
少なくとも参議院では私と、天畠と、舩後と木村という面子でやっているわけですね。
で、この間でもちろん穴を埋めるための作業というのをやっています。で、ここを一切埋めずに行くということも事実上可能なんですね。
権利として、要は今、休職をされているという方のためにですね、これはもう戻ってきた時に発言ができるという権利を担保してくれということは可能なんですよ。
でも、この国会の中でのパワーバランスの中で、権力闘争の中でそれを奪おうとするような動きもあるわけですから、
やっぱりこの入れるところには入ったほうがいいというのは当然ですけど、私たちは大きな会派ではないから。
大きな会派であるならば、人はいくらでも立たせられるわけですね。私たちはもう限られた人数しかいない中で、自分たちが立てるときには立てるという方法をしないと、
次、確実に誰かが壊れるという状態になっちゃう。それはさすがに避けなきゃいけない。
そこに対して、私たちの委員会回しに関して、いろんなご意見はあるでしょうけど、私たちは安全第一にやっていく。無理なことはしないということがやっぱり一番ですね。
だって適当な質疑していいんだったら立ちますよ。般若心経を唱えたりとか、自分の身の上を話したりとか、
ヨイショするだけでいいとか、誰かが官僚に作らせた文を朗読するだけでいいんだったら、そんな楽なことはございません。
でもその時間さえもないぐらいに、やっぱり準備をしなきゃいけないし、やっぱり一球一球っていう球の込め方っていうのは、私たちは自分たちに誇りを持ってるし、それには時間をかけなきゃいけないし、っていうところでやっぱりやれないこともあるということです。

質問者:

マンパワーが足りなかったっていうこと? まとめると。

山本代表:

あ、一言でまとめちゃったら? ま、マンパワーが足りないっつっちゃったら、それだけでなかなか片付けられない問題だと思うんですよ。
4人いるやないかって話になるから。で、一番は何かって言ったら、やっぱり参議院参議院に関しては3人の障害を持たれた方々が入ってるわけですよ。 で、ただでさえ合理的配慮を求められているにも関わらず、これ健常者のスピード。
その健常者のスピードというものを上回るスピードで委員会を回していって、次々に自分たちの思うことをやろうとしてるわけじゃないですか。
これありえないことですね。 はっきり言っちゃえば、その国会の進むスピードということさえも、やはり全体で合理的配慮をしていきながらやっていかなきゃならない問題。
だって、委員会回して次々に法律決めたって、ろくなもんしか決まってないんだもんって話なんですよ。
だからやっぱりここは、決まらない政治から決められる政治へっていうことになったけど、決められる政治になったけど、ほとんどろくでもないって話になるんだったら、決まらない方がマシなんですよ。
からしっかりと充実した審議をっていうことを本当のものにしなきゃいけないってことを考えたときに、これは
その3議員には、熟議の府であるということもあるし、あとやっぱり合理的配慮という部分も大きく衆議院とは違うわけですね。3人の重度障害の方々がいらっしゃるわけだから。
そういった意味でもやはり、そのスピードというものは、これ緩められなければいけないものだと私は思ってます。
じゃないと、私たちのね、この状況で、そこ穴が開いてますから埋めに行きますみたいなことは気楽にはできない、気軽にはできないっていうことだと思います。

れいわ新選組、12/5参院ウイグル人権決議反対、及び白紙革命連帯声明記事を投稿するも削除→再投稿

概要

2022年12月5日午前11時頃、れいわ新選組は同日参議院本会議で行われた「新疆ウイグル等における深刻な人権状況に対する決議」に反対し、現在中国国内外で行われている抗議活動、いわゆる白紙革命に連帯するとの声明を発表した。なお、同決議案は賛成多数で採択された。

www.sangiin.go.jp

www.sankei.com

globe.asahi.com

しかし、この声明に関するツイートを11:06に投稿するもすぐに削除され、11:29に同内容をツイートするもまた削除、党HPの声明記事も削除された。その後、れいわ新選組Twitterは別のツイート(統一地方選候補者)を行っているが、この件についての投稿はされていない。

声明記事の方はアーカイブが残っているので紹介する。


【声明】ウイグルでの深刻な人権侵害に抗議し、中国で広がる抗議運動に連帯する声明(れいわ新選組 2022年12月5日) | れいわ新選組
アーカイブされた 2022年12月5日 02:22:43 UTC

追記(13:41)

同日午後1時半頃、同内容の声明が再投稿された。一部差分(昨日30日→先週30日、など)はあるものの、削除された文章とほとんど変わりない。

reiwa-shinsengumi.com

補足

なお、白紙革命については同党所属の大石政審会長兼共同代表(仮)、及び櫛渕副幹事長兼共同代表(仮)が連帯の意思を示している。

削除されたツイート・記事

れいわ新選組の「共同代表」は新代表が指名する(選挙では直接投票できない)

概要

2022年11月16日、れいわ新選組は「不定例記者会見」を開催した。その中で、「共同代表」に関する記者からの質問に山本太郎代表兼選対委員長が回答し、共同代表は代表が指名すると発言した。

共同代表とは?

共同代表とは、2022年10月に山本代表が提案した制度・役職であり、党規約では定められていない。記事執筆時点では正式採用するかどうかを決める「プレ投票」が行われている。

reiwa-shinsengumi.com

記事執筆時点では、大石晃子政策審議会長・櫛渕万里副幹事長が「共同代表(仮)」とされており、10月からの不定例記者会見にその肩書で出席している。

共同代表の選出方法についてはこれまで言及がなかったが、筆者が予想していなかった選出方法だったため引用する。

引用

youtu.be

質問者:
読売新聞のアベと申します。 代表選に関して確認させていただきたいんですが、プレ投票で共同代表制で行くと決まった場合、新代表の選出方法というのはどうなるのか教えてください。

山本代表:
新代表の選出方法っていうのは、選挙によって当然選ばれるということです。
で、お話一番聞きたいところ共同代表をどう選ぶのかってことですね?
そこでいいですか? ありがとうございます。
それぞれのスタイルでいいってことになってます。今のところ。
例えばですけど、代表選に出る人、例えば柱になる人ですね。
AさんBさん出ます、ということになった場合に、Aさんはまずは共同代表、事前に発表しません。それもあり。
Bさんは事前に共同代表を発表します。それもあり。それぞれのやり方でやっていくっていう非常に自由度の高い形。
ただし当選後には、必ず共同代表というものを誰にするのかってことは発表しなければならない、ということは共通しているということです。

質問者:
そうすると、投票で代表に選出された方が共同代表を指名するという形になるって事でよろしいでしょうか?

山本代表:
そういうやり方の人もいるし、事前にそれを発表してやる人もいるだろうし、それぞれのやり方でいいってことになります。

結論

山本代表の話から、以下の点が確認できる。

  • 共同代表は代表によって指名される
  • 代表戦では代表1名を選出する

よって、代表選では直接「共同代表」を選ぶことができず、オーナーズやフレンズは間接的に共同代表を選ぶこととなる。また、共同代表は代表によって指名される役職であることから、代表よりも権限の弱い、他党で言うところの「代表代行」的な役職だと推測される。

なお、記事執筆時点では代表選挙規則自体は公開されておらず、記者会見等で説明があるのみである。

追記 (11/24)

11月24日、代表選挙規則が公開された。

reiwa-shinsengumi.com

「党役員」*1も国会議員と同等の選挙権を得る、などのアップデートはあったものの、共同代表に関する記述はなく、代表も1名のみを選出する内容だった。

よってこのことからも、代表選挙では共同代表に直接投票することはできないと考えられる。

*1:所属国会議員以外で党役員なのは高井幹事長のみである

「山本太郎ファンクラブじゃない」「無理に活動しなくていい」……れいわ新選組山本太郎代表の前橋街宣(2020年10月)文字起こし

「【れいわが群馬にキタ━(゚∀゚)━! 】前橋駅北口 ゲスト:前衆議院議員 宮崎タケシ 山本太郎 ソーシャルディスタンス街宣 10月16日 17時」00:50:48 より引用

前置き

筆者がTwitter等で度々言及している、2020年10月16日に前橋駅北口で行われたれいわ新選組山本太郎代表の街頭演説の一部文字起こしを行った。なぜ度々言及しているかと言えば、この街宣ではれいわ党本部とボランティアの関係、また山本代表が考える「草の根運動」とはどういうものなのかが現れているように思えるからだ。

もちろん、この街宣が行われた2020年10月と、今(2022年11月)では状況が幾つか異なる。

2020年10月といえば、都知事選と「命の選別」騒動が発生した後。国会議員は2名で、山本代表は議員ではない。役員も、代表と同年8月に決まった副代表2名のみであり、幹事長といったその他ポストは存在せず、あとは予定候補者が複数名いるのみである。東京五輪前後に行われると山本代表が予想していた解散総選挙はなく、この翌月には党本部が、バリアフリー対応工事済みの赤坂から現在の麹町の雑居ビルに移転することとなる。

また文字起こしにある通り、この頃は明確に地方選や地方組織へのコミットを否定していた。しかし2021年には都議選で候補を出し、同年衆院選後は統一地方選への候補擁立を宣言している。日光・宜野湾での公認候補擁立や現役市議の入党はご存知の通り。

一方、いわゆる県連にあたる地方組織の設立については今も否定されている。

ocep5v.hateblo.jp

そして、この群馬勝手連が求めている「希望や要望を受け止めてほしい」というものと、それに対する党本部、山本代表の反応というのは変わっていないようにも思える。地方組織の設立という点だけでなく、2022年参院選で埼玉で起きたトラブルと、「ジャッジしない」と回答した山本代表兼選対委員長の件からもそう考える。

togetter.com

togetter.com

群馬勝手連についても補足をしておく。

先述した「命の選別」騒動において、群馬勝手連は党本部に要望を出し、また Change.org で署名活動も行った。

www.change.org

この街宣の後、群馬勝手連は進めていた組織化の解体を宣言。山本代表の回答を受けての宣言であることは言うまでもない。

本題(00:51:00〜)

youtu.be

質問者:
こんばんは。わざわざ群馬までありがとうございます。
太郎さんの街宣でよくコントロールのきくアイコンを国家に送ってくださいみたいなことを言ってると思うんですけど、れいわ新選組は地方組織とか議員をつくらないというようなことも言ってたと思います。
去年立ち上げたばかりなのでそこは理解できるんですけども、ポスボラとかをしていると自民党とか立憲民主などの地方組織とか議員とかがある政党の強さをとても感じるんですね。
そういった政党は地域での陳情とか党への要望とか選挙区の議員だったり地方議員だったりで、それが党がどうかは別として訴えることができると思うんで、そう身近に感じると思うんですけど、その分支持を集めやすいと思うんですよね、特に地方だと。
れいわはそれを聞き入れてくれるような存在だったり組織が今ないと思うんですね。
じゃあせめて僕、群馬の勝手連でボランティアをやってたんですけど、ポスボラの。
組織化しようとすると党が他の勝手連と一緒になろうとするとちょっと嫌がるみたいな話を聞くし、太郎さんすべて一人で全国の都道府県に回れるわけじゃないと思うんですよね、市町村。
それでどうやってその支持が集められるのかな、集められると思っているのかなというのがちょっと疑問に思っています。

山本:
ありがとうございます。
れいわ新選組代表の山本太郎前橋駅前にお邪魔しております。
皆さんからいただいた質問にお答えをするということをやっています。
お時間ない方、チラシだけでもどうかお持ちください。よろしくお願いします。
質問いただいた方ありがとうございます。
勝手連で活動してくださっていたということですね。
私たちれいわ新選組は国政政党なんです。
で、今、2議席を持ってまして、一応。
2議席を持ってまして、で、一応これ国政政党なんです。
で、そういう形で地方組織というものを作っていかないのかというお尋ねなんですけど、これは私たちの考え方からすると地方組織はまだ作れない。
根本的にはまだ作っていかないという考え方です。
それはどういうことかというと、その中央に、中央にお願いしますということを投げ続けることでは、世の中変わりませんよ。
代表山本太郎もバッチがなくて、2議席がないんですよ。
そこに対して、あなたの地域で何か問題があるときに、その地域の人たちが固まって、何か力となれるような、そういう勝手連みたいなものが全国に作っていける方が、日本を変えの早くないですかということなんですよ。
山本太郎に頼っているというような組織であるならば、そんな弱いものないですよ。
超脆弱、はっきり言っちゃうと。話戻りますね。
何かというと、一番何やりたいか。私たちは組織化はしないということを最初に言いました。
これには理由2つあります。1つは、れいわの看板を地方で背負って、それで議員を作り出すということは、はっきり言うとやりたくないんです。
だって、今の政治のあり方をそのまま踏襲することになるでしょ。
だから、地方議会の中に、そのしがらみをもう1つ増やすことになるだけなんですね。
じゃあ、私たちが何をやりたいかといったら、例えば、群馬の勝手連というものがあるならば、その勝手連が、自分たちの地域から、その仲間から、じゃあこの人を次の町議会議員に出そうとか、市議会議員に出そうとか、はては国会議員に出そうとか、っていうような集まりになっていってほしいんですよ。つまりは何かって言ったら、地方政党ですよね。群馬における地方政党、前橋における地方政党、そういうものが大きくなっていくっていう方が、これ日本を変わるのに一番近道、そして一番必要な力だと思ってます。
れいわ新選組を応援していただけるっていうのは非常にありがたいし、応援していただかなきゃ私たちは力がないです。
少しでも多くの方々に知っていただけたり、ポスターを貼っていただけるっていうのは非常にありがたいし、頭の下がることなんです。
でも、その組織というものをれいわ新選組の応援ということだけでつながってしまうと、やはりもったいない。
勝手連という形をとりながらも、人がつながっていく勝手連にして、自分たちの仲間内からこの群馬県の政治を地元から変えていくっていうような形にしていってほしいんですよ。
これ全国そうなんですよ。
その地方政党が、もしくはそこから生まれた地方議員、もしくはもっと大きくなって地方政党となった場合に、それこそ国政と連携していくっていう方が、よほど大きな力になると私は思うんですね。
で、それが理由の一つ。
それぞれの地元で、それぞれの地元の課題を改善していくような、シェアしていくような塊を作っていってほしい。
それが一つ。
で、もう一つ。もう一つは経済的な部分。れいわ新選組の組織を、例えば前橋に作りますってことになりますよね。
なったとしたら何が必要か。やっぱお金必要なんですよ。
事務所を借りる。そこに対して人を雇う。
それを全国展開やっていけるかったら、とてもじゃないけどできない。
二つの理由。
だって二人しか国会議員いないんですよ。
党としての体をなしていない。そういうことも言われます。
でも私、それ言われても、当然でしょって思います。
だって、二人しかいないグループなんですよ。
他の政党と比べられます? 自民党とれいわ。
政党っていう共通点はあるけど、ものが違いますよ。
れいわと共産党、れいわと公明党、れいわと旧民主党、比べようがない。
だって、一から組織作りした人なんて誰もいませんよ。
今挙げたグループの中の方々。
もともと組織っていうものがあった中で、それを経験してきた人たちが、また分離をしたりとかして、ひっついたりとかしながらやってきたわけでしょ。
これまでの政治のないスタイル、政治の場にはなかったスタイルを私たちは作っていくってことで始まってるんです。
当然、政党として体をなしていないって言われたとしても、
いろんな意味においてそうでしょうとしか言いようがない。
はっきり言っちゃうと、私たちは政党ではありますけど、町工場なんですよ。
町工場であり、そして、屋台村なんですよ。
屋台村という敷地、プラットフォームがある。
これが政党だと思ってください。
国政政党としてのプラットフォーム、最小の。
屋台村の敷地の中に屋台村の村長がいて、他にも腕を振るいたいっていうような人たちがいる。
難病という課題に関して料理を振る舩後さん。
重度障害という観点から腕を振る木村栄子
他にも、これからこのプラットフォームの中で、屋台を出していきたいっていうそれぞれの問題課題を持った人たち。
その集まりなんですよね。
この小さなグループの中で、かなり大きな、このグループの中で対応できることっていうのはかなり狭まっちゃう。
だからやっぱり皆さんの力、お借りするしかないんです。
勝手連として動いてくださる方、その地域で活動をしていってくださる方、れいわ新選組への応援、非常にありがたい、頭が下がる。
一方で、その地域変えていくっていうような集まりにしていっていただきたい。
だから一緒にやろうって言ってるんです。
いつも私が言ってるのは、皆さんのお力をお貸しくださいと。
一緒にやっていきましょうっていうのは、れいわ新選組を大きくするために一緒にやっていきましょうということも、もちろん意味合いとしてはあります。
でも日本を変えていくのに、れいわ新選組っていうプラットフォームだけだったら、これ心許ないじゃないですか。
そこにいるのが山本や木村や舩後っていう、この小さな船じゃ心許ないじゃないですか。
まずあなたの地域から集まった仲間たちと、どう変えていくかっていうことにまで発展していくような、地域制度を目指していってほしい。
じゃなきゃ日本変わりますかね。
それぐらい大きい形でのみんなのつながり、もちろん至らない点しかないですよ私たち。
至らない点しかないです。
でもそんな中でもつながっていきながら、変えていきたいっていう思いですね。
すいません。
よかったらマイクをお持ちいただいて。

質問者:
ありがとうございます。
僕の仲間たち、ボランティアの仲間たちが、ちょっと濃い話になっちゃうんですけど、
正直都知事選とその前後のごたごたのところからで、実は群馬の勝手連の人たちの多くが、ポスボラとかの活動をやるエネルギーがなくなってしまっているんですね、今。
その声を届けたくても、なかなか届いているという実感がなくて、今も僕のこの演説、じゃない、演説じゃないです。演説は太郎さんがやってる。 僕は質問してるだけなんですけど、僕の質問を聞いた仲間が、例えば今、地方議員というか地方の政党を作ってくれって話になるんですけど、ボランティアがお金とか資金まで出して、そういうものを作らなきゃいけないのかとか、作ることを求めているのかと、そうすると資金がある人じゃなきゃいけなかったりするし、ボランティアをやってる仲間たちとしては、例えば心の部分で、例えば僕たちがこうなってほしいとか、そういう要望だったり希望だったり受け止めてもらってるっていうのがあれば、まだ頑張れるっていうのがあっても、今はちょっとそういう実感がみんなないみたいで、活動が止まっちゃっているのが現状なんですよね。

山本:
はっきり言っちゃうと、無理に活動しなくていいです。
無理に活動しちゃうと、その傷は深まると思うんですよ。
私はそう思うんです。
だって自分がやる気のない時にやらなきゃいけないことってすごく嫌ですよね。
そういう時はやるべきじゃない。
だって勝手でなんですから。
だってボランティアなんでしょ。
強制じゃないんですよ。
さっき私が言った、地域政党にまで育っていってくれたら最高だなっていうのは、すごく大きな目標なんですよ。
で、自分たちの仲間から議会に送り込んでっていう、自分たちの地域を変えていくっていうような動きになっていくっていうのが本当は必要なんですよ。
れいわの看板で、なんとか地方議員で滑り込まれへんかなみたいな人はいらないんで、ハッキリ言っちゃったら。
逆にそういう地方議員というか、地方議員にチャレンジしたいっていう人は多いんです。
逆に言ったら、誰でも言うわけじゃないでしょう。
国政選挙において出たいですってエントリーしてくる人1000人ぐらいいるんです。
これを精査するだけでもむちゃくちゃ時間がかんです。
で、実際に公認までいったけれども、公認外すっていう人も中にはいたんですね。
次の衆議院選挙の中に。
当然いろんなことが後から分かってきたりとかしながら、これがもしも地方議員までっていうことになったとしたら、これ桁変わりますね、申し込んでくる人の。
そこまで精査できるだけのマンパワーがあるものじゃないから、そこには手つけられないんですよ。
だからこそ今やるべきことは何かって言ったら、国政において議席を取るということで、これ収入変わるんです。当然。
入ってくるお金変わりますから。
それによってできることもまた広がるんですね。
地方を取っていきながらっていう考えもあるけど、じゃあ逆にその精査していくっていうところに対して、いや、他の党とか多分そこまで精査したりとかしないかもしれませんよ、ひょっとしたら。党によるかもしれないけど。
でもその作業求められるでしょ。
誰でもいいってことじゃないでしょ。
で、その話一回ここに置きますけど、勝手連
どうして群馬で買ってれんってものができたか。
つったらやっぱり世の中変えたいと思ってる人たちですよね。
世の中変わりゃいいのにって。
山本太郎を愛してるからっていう人なんて多分数少ないと思いますよ。
山本太郎ファンクラブじゃないでしょ。
山本太郎ファンクラブだったら遠くからそっと見といていただきたい。そういう思いです。
そうじゃないと思う。私はね、集まってる人たちは。
世の中を変えたい。そこに対して私たちが言ってる政策だったり、私たちが掲げてるビジョンという部分に共鳴をしてくださったからこそ、応援をしたいと思ってくださった。
私はそう思うんです。
そう考えたときに非常にありがたい。
なので、ポスター貼り。一番重要なことをやってくださった方々には頭しか下がらない、ありがとうございますっていう気持ちしかない。
ただ、その応援だけではなく、やはり日本を変えるためには、この国を変えるためには、まず、自分の周辺地域を変わっていくっていうところに踏み出さない限りは、変えようないですよ。
日本を変わるためにはそれ必要じゃないですか。
自分たちが選挙って何なのかってことを分かって、自分一人一人が選挙、自分一人で選対の中に入って選対長を務められるぐらいのノウハウ、スキルを持ったとしたら、これ全国にも候補者がいたとしても、手をかせるし、自分たちでも回せるし、みんながスキルアップしていかなきゃ国なんて変えられないんですよ。
もちろん人によってできる範囲、できない範囲がある。
だからそれはそれぞれの自由。疲れたら休む。
だって誰の言うことも聞く必要ないでしょ。
勝手連なんだから、ボランティアなんだから。
でもこれが組織になったらそういうわけいかないですよ。
だって組織の命令だから。
だから最高、一番自由度の高い形で世の中を変えるために、最終的には自分たちの仲間うちから政治に関わるような人たちを送り出していってくれるような集まりになるっていうような勝手連が全国にできたら素敵じゃないですか。
私はそういうことの方がいいと思ってるんですね。
私はそういうことの方がいいと思ってるんです。
で、あのその、議員を出すっていうのにもお金がかかるしみたいなところに関して、それは本当にそれをやりたいって気持ちになったとしたら、そこでは悩まないです。
何かしらの手立てを探す。声掛けをしたり。
いろんな形でお金を集めようとするわけです。
私たちも節操ないでしょ、お願いします。
今回も助けてくださいってことをいつも言ってるじゃないですか。
節操ないって言い方おかしいけれども、必要なことを皆さんにお伝えして、こういうプロジェクトでやっていきますから力貸してくださいってことを言ってるわけじゃないですか。
なので今、あなたの中のテンションでは、そんな候補者立ててまで自分の周りでやるような体力、そして気力っていうものは周りにはないっていう状態だったら、それはそれなんですよ。
でも状況って一生そのままずっと推移するわけじゃないでしょ。
興味の対象がれいわ山本太郎に向かなかったとしても、世の中は何とかしなくちゃいけないんだっていう気持ちが、その日が消えない限りは、何かしらの活動をしていくわけですよね。
だとするならば、政治から変える以外ないんですよ。
市民運動も素晴らしい。なくてはならない存在。
みんなの横のつながりをしていくっていう意味で非常に重要。
でも、その市民活動を超える政治活動に手を出していく、市民活動の中から候補者を出していく、ってことをみんながやっていかなきゃ間に合いますかね?
この国が壊れていくことに対して。
私は2011年に原発が爆発して、そこから自分一人だけでいろんなところ参加しながら、右も左も分からないまま進んできたけど、このまま、このまま居続けたら、世の中変えづらいなと思ったんですよね。
やっぱり自分が決断をして政治に関わるってことを、最後のカード自分の中で、最も嫌だった、一番嫌なカードだけど、世の中変えるためには必要だって思えるカードを切ったんですよ、私はね。
それを皆さんに強要しません。強制しません。
個人の自由だから。私はやりたいからそれをやっただけ。
だから基本的には皆さんもやりたいことをやる。それに尽きるんです。
今は手伝いたくない。いいじゃないですか。手伝わない方がいい。
気持ちが入ってないときになんとなくやるっていうことは不幸なんですよ、
お互いにとって。助かるけどね。助けてくれたら助かるけど。
でも、それが勝手連、ボランティアとの関係じゃないですか。
組織じゃないんだから。
でも私は、この前橋やこの群馬やその他の地域に対して、自分たちの候補者が決まったときにはそこに支部ができて、自分たちの候補者が立って、周りとその何だろうな、関係性を作っていくっていう支部が立ち上がるのはそれからだと思ってるんです。
そうじゃないときには、当然その支部が立っていないところには、勝手連の人たちがその地域のことやれいわのことも気にしてくれながら回していってくれるっていうのが一番の理想なんですけど、一番の大きな理想は地域政党が立ち上がるような形になっていったら、この国面白くなっていくのになっていう思いがあります。
で、都知事選のことだったり、内部のごたごただったりっていうことで離れるっていうことがあったとしても、私はしょうがないなと思います。
だって、それ考え方の違いがあったりとか、それぞれの理解が違うわけですから、そこに対してちょっと距離を置きたいなと思うんだったら、早めに置いたほうがいい。
だって不健全じゃないですか。
一回提出したからこれはずっと繋がっておかなきゃいけないんだなんて決まりどこにもないんですよ。
だって組織じゃないんだから。
すべては自分の判断なんですよ。
自分がどうしたいか、その気持ちに正直に動いていただく以外はない。
で、いろんな声っていうのは当然いろんな角度から集まってきます。
でもそのすべてを精査できるわけじゃない。
だって巨大なコールセンターがあるわけじゃないですから私たち。
もうすでに私たちの身分ではないような職員の数を抱えて赤を出しながら前に進んでるんですね。
で、どうしてそれが必要かって言ったら絶対必要なんですよ。
だって選挙いつあるかわからないでしょ。
去年、参議院選挙が終わった後、その年中に衆議院選挙があるんじゃないかって思って回ってたんですね。
当然皆さんと繋がるってこともあったけど、全国回ってるっていうのはいつ選挙があってもいいようにもう一回みんなと確認、繋がるっていうことをやっていこうっていうことでずっと回ってたんですよ。
だからバッジを失ったとしても繋がり続けることができるんだったら、これはバッジがなくてもそれを上回る活動量を作り出せると思ったんですね。
でもその途中でコロナ来たでしょ。
これは誰も想像つかなかったことですよね。
だって一番こうやって直接皆さんの声聞きますよっていうグループだと思うんですよ。
どうです? 党首がこんな顔出します?
……あ、いやいや、とんでもないです。他にもいらっしゃるでしょうけど。
だって会いに行ける党首ですからね。2人しかいないちっちゃいなグループですけど。
一番声が届きやすいグループのはずなんですよ。
でもそこに溝ができてしまったのはやはり外回りができない、箱でも集まれないっていう状況ができちゃったってことですね。
そこは一番大きな溝だったんだろうと思います。
でもそこはカバーしていくしかない。
もういいやって脱落していった人に対してもう一度ケアをして、もう一度輪の中に入っていってもらうっていう時間はもうないです。
ない。はっきり言っちゃうと。
だからそれぞれが自分の考えをもとに判断してもらうしかない。
またどこかで会えることもあるかもしれない。
そういう形で進んでいかないと、もうあまりにも時間がないっていう認識が私です。
とてもじゃないけど無理。
そんなことやったら私が倒れる。
少なくとも今このグループの中で私が倒れるっていうわけにはいかない。
だから山本太郎なんかいつ倒れるかわかりませんよ、そう考えたらね。
倒れるっていうのは色んな意味での倒れるっていう意味。
山本太郎やれいわに、れいわを応援するっていうスタンスでいるよりも、この地域をなんとかしていくようなグループがれいわの勝手連も兼ねてるっていう方が強くないですか。
山本太郎倒れたらどうします?
死んだらどうします? 車引かれて。
ねえ、停滞するじゃないですか。
山本太郎が生きていようが死んでいようが、諦めようが諦めないがっていう、そんなことに左右されることなく自分たちは何をやっていくかってことを明確に目的として持った集まりが、ここ群馬にあるっていう形を作っていく方が私は日本は変えられると思います。
そういう感じですね、すいません。
なので、今体力を失って気力を失ってっていう人たちもいるでしょうけど、私はゆっくり休まれた方がいいと思います。
で、その対象、応援したいっていうような思いがあって、その対象が変わったっていうんだったら、その対象を一生懸命応援してあげてほしい、そう思うんです。
そこに対して帰ってきてくれっていうようなネゴシエーションはしてる暇はない。
でも、世の中を変えていこうとする者同士なんだから、またどこかで交わることはあるだろうというふうに思います。
はい、すいません。ありがとうございます。

山本太郎氏の対北朝鮮政策・対応について

本日(2022/10/5)、北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議案が出されるとのことなので取り急ぎまとめ。

核実験やミサイル発射に対する決議を5度棄権

www.sangiin.go.jp

www.sangiin.go.jp

www.sangiin.go.jp

www.sangiin.go.jp

www.sangiin.go.jp

棄権の理由は「問題提起」のため

保有国の、より具体的な削減案を、
唯一の被爆国として引き出し、
それをカードに、北朝鮮との交渉を我が国が主導する意気込みこそ本物でありそのような決議こそ、
拉致問題に対しても新しい展開が生まれうるアプローチではないだろうか?
このような決議に対して、棄権を示す事への風当たりの強さは十二分に理解しています。
この先、我が国がアジアと世界の平和に対して、
リーダーシップを示していくなら、決議の中身も、
深みのある内容が望ましいと、
問題提起を含めた棄権を選択しました。

ameblo.jp

れいわ新選組における対北朝鮮政策について

北朝鮮による拉致問題の解決

  1. これまでの「アメリカ頼み」の政策から脱却し、日本独自の問題として日朝間での直接交渉を目指します。民間外交、議員外交なども駆使するとともに、文化・芸術あらゆる面での交流も活用して、日朝間のチャンネル作りを急ぎます。拉致問題の解決に向けては、韓国の存在が大きいことから、関係が悪化している日韓関係を修復します。また、中国との関係も重要であることから、緊張する米中関係の橋渡し役を担い、この緩和に努めます。
  2. 北朝鮮側の「拉致は解決済み」の主張を覆すための、独自生存情報等の取得に全力を尽くします。北朝鮮への戦後補償(「過去の清算」)は、必須のことであり、それらを具体的に提示することで、北朝鮮側が拉致問題に対して真摯な態度を示す動機付けとします。具体的には、金銭的なものはもちろん、人民の暮らしを改善させるインフラ整備や農地土壌改良などを検討します。喫緊の政策としては、中国を介するなどして、コロナ対策、緊急人道食糧支援を働きかけ、日朝交渉の糸口を開きます。

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追記1:衆院決議に「賛成」

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プリティ宮城ちえ氏(現宜野湾市議)の"投資"勧誘・れいわ新選組公認~現在までの時系列整理

プリティ宮城ちえ氏(以下、宮城氏)の過去のマルチ商法遍歴については以下の記事をご参照ください。

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時系列

【2022/3/7 追記】この度、宮城氏から被害を受けた元教え子(以後、A氏と表記)を支援している詐欺師殲滅(せんめつ)集団るんるんた氏より、A氏が宮城氏から"投資"の勧誘を受けた流れに関する情報提供を受けた。そこで、るんるんた氏にご協力いただき、これまでの宮城氏の言動も交えた2020年〜21年の時系列を作成した。

宮城氏の違法投資詐欺勧誘に関する時系列(2020〜22年)

月日 出来事
2020
5/30 宮城氏、ジュビリーエースや上昇学に関するブログをはじめる
8/18 A氏、宮城氏からジェンコの勧誘を受ける
8/29 A氏、宮城氏に斡旋された安座間周平氏セミナーでジェンコに投資 当初は銀行からの融資を検討するも、時間がかかるから消費者金融で借りるよう指示を受ける*1
11/20 ジェンコ、 出金停止
A氏、宮城氏に何度も相談し返金を求めるも躱されることが続く
2021
1/29 宮城氏、この日を最後にブログの更新を停止する
2/21〜27 宮城氏、SNSにドバイ旅行と思われる写真動画を投稿
3/2 A氏、宮城氏と安座間氏に面会 返金を求めるも、代わりに GTR の勧誘を受け投資*2 ジェンコ自体の返金はできない*3が、代わりに元金分を安座間氏が立て替えて GTR に入金すると説得される*4
5/13 宮城氏、「美魔女投資家」の講座を紹介する動画を投稿*5 自身も投資で大きな失敗をしたと語るも、それでも暗号通貨の勉強を続けると動画内で発言
7月 GTR、出金停止
8月 GTR、「完全に飛ぶ」
A氏、宮城氏に返金を求めるも対応されず
9月頃 A氏、借金返済と学費捻出が困難となりるんるんた氏に相談
11/10 金融商品取締法違反でジュビリーエース関係者7名が逮捕される
11/28 宮城氏、A氏、るんるんた氏の3人で話し合い 那覇警察署で被害相談*6
宮城氏「勧誘行為に違法性があれば返金に応じる」と約束*7
A氏、約束を反故にされたショックからメンタル疾患にかかる
2022
4/17 るんるんた氏、宮城氏のマルチ商法勧誘を告発するブログ記事を投稿 投稿が遅れたのは、A氏のメンタル回復を待つ必要があったため

宮城氏の市議選立候補〜現在までの時系列

月日 出来事
7月下旬 宮城氏、れいわ新選組の地方選公募に応募
8/10 れいわ新選組役員会、宮城氏の公認を決定
8/17 れいわ新選組、宮城氏の公認を発表
8/17〜19 宮城氏のTwitterFacebook、通販サイトから"プロトン水"に関する投稿が削除される
9/4 宜野湾市議会議員選挙告示
9/11 宜野湾市議会議員選挙投開票日 宮城氏、第2位の得票数で当選
9/12 れいわ新選組、宜野湾市議会選挙結果に関する談話を発表
9/20 Twitterにてマルチ商法勧誘告発ツイートが投稿される
9/21 A氏、宮城氏から被害を受けたと告発するTwitterアカウントを開設
山本代表、宮城氏のマルチ商法勧誘に関する報告を受け調査を指示
9/23 高井幹事長、地方選挙の候補者選考は地方選対本部に権限とツイート
福井おしゃべり会 山本代表、宮城氏のマルチ商法勧誘に関する質問に「調査中」と回答
9/25 宮城氏、マルチ商法勧誘とは無関係のツイートを投稿
9/27 埼玉おしゃべり会 宮城氏の調査結果や進捗については発言なし
9/28 沖縄タイムス朝刊にて宮城氏のマルチ商法勧誘記事が掲載される
宮城氏、マルチ商法勧誘に関する初めてのツイート
9/29 SAMEJIMA TIMES、宮城氏を取り上げるもマルチ商法勧誘には触れず
9/30 琉球新報報道
宜野湾市議会定例会 宮城氏、本会議に出席
れいわ新選組不定例記者会見 道義的責任は認めるが違法性はないとして処分せずと発表
有田芳生氏、会見内容を批判
RBC琉球放送報道
FMぎのわん、宮城氏のマルチ商法疑惑や宜野湾市議会に取材した結果を放送
10/1 山本代表、声明を発表 現時点で除籍は考えず
宮城氏、声明を発表 市議を続けると宣言
紀藤正樹弁護士、会見内容を批判
10/2 やや日刊カルト新聞、会見内容及び山本代表による記者恫喝を批判
大島九州男氏(れいわ新選組地方選対副本部長・九州沖縄担当)、党の見解をRT それ以外は言及せず
八幡愛氏(れいわ新選組地方選対副本部長)、党に対する「マルチ擁護」批判に言及
10/3 スポニチ報道
れいわ新選組不定例記者会見 プレ共同代表制発表 宮城氏の処分は「保留」
NHK沖縄放送局報道
NHK党立花代表、YouTubeチャンネルで取り上げる
10/4 宮城氏、4日朝までに自身のブログや一部のSNS投稿を削除
宜野湾市議会定例会 宮城氏、本会議を欠席(体調不良)
水道橋議員、note更新 宮城氏には触れず
デイリー新潮報道 プロトン水にも言及
松尾匡氏、note更新 れいわ新選組ネットワークビジネスの類似点を指摘
前島かずき氏(れいわ新選組大阪市淀川区政策委員)、宮城氏について「調査中につき何も言えない」とコメント
Misao Redwolf氏、宮城氏は自ら離党すべきと主張
八幡氏、宮城氏擁護と思われる主張をツイート
10/5 かもめん氏(若者勝手連代表)、宮城氏の市議会欠席を非難
A氏、山本代表発言と公開済み告発内容の矛盾点を指摘
宮城氏、離党届を提出
10/6 宜野湾市議会定例会 宮城氏、本会議に出席
れいわ新選組役員会、「本人の強い希望」もあり離党届を受理
10/7 山本代表、声明で宮城氏の離党を発表
宮城氏、声明で自身の離党を発表
10/8 橿原おしゃべり会 山本代表、被害者から聞き取り調査は行っておらず、ネット上の告発者(A氏)が被害者本人であるかどうか訝しむような発言
10/11 ネット番組『虎ノ門ニュース』報道
10/19 宜野湾市議会本会議 宮城氏、一般質問の前に議会に「お詫び」の言葉を述べる
10/22 宮城氏、天皇陛下の国民文化祭出席に反対するシンポジウムで司会を行う
山本代表、那覇市長選挙応援演説のため来沖
10/23 山本代表、沖縄で「お詫び」の戸別訪問を行う
10/25 RBC琉球放送、ニュース番組「RBC NEWS Link」にて宮城氏の違法投資勧誘問題特集を放送
10/26 上記放送内容がウェブでも公開される
11/1 宮城氏、初の記者会見(弁護士同席) 市議は続けると改めて表明 (文字起こし)
11/9 杉山弁護士、被害者(A氏)インタビュー動画を投稿*8 訴訟による議員報酬差し押さえの可能性に言及し、さらなる情報提供を呼びかける
2023
1/22
宮城氏、れいわ新選組公認候補の決起大会に友人として挨拶
以後、候補の選挙活動に参加
2/11 宮城氏、Twitter アカウントの更新を再開
2/12 大島九州男参院議員、宮城氏の会合に出席 宮城氏と共に、投資詐欺を軽視するような言動*9*10を行う
豊見城市議会議員選挙投開票日 宮城氏が応援した候補は最下位当選者と9票差で落選
2/16 るんるんた氏、法的措置を採ることを示唆
2/17 村上聡子市議*11るんるんた氏と通話

関連動画

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*1:宮城氏は知らなかったと主張

*2:るんるんた氏によれば、A氏は勧誘された際に宮城氏と安座間氏に那覇市内の高級フランス料理店に連れて行かれ、返金を諦め投資するしかないという選択を迫られた、とのこと

*3:A氏によれば、ジェンコはあくまでメンテナンス中で一時的に出金できないだけであり、3ヶ月後には出金できるようになると宮城氏から説明があった、とのこと(杉山弁護士の動画から参照)

*4:宮城氏は投資はあくまでA氏が本人の意思で行ったと主張

*5:この「美魔女投資家」こと本田由紀子氏の口座は、振り込め詐欺救済法のため凍結されている

*6:宮城氏の記者会見では触れられていない

*7:宮城氏の記者会見では触れられていない

*8:杉山弁護士は上記RBC番組にも出演

*9:https://twitter.com/notnotsuccess/status/1626192238920466432

*10:https://twitter.com/Naratak1/status/1625517207173357568

*11:この件についても初期から動いており、れいわ側にA氏の話も聞くよう働きかけたが断られたとのこと https://twitter.com/murakamisatoko/status/1626385842603429889

2022年9月30日れいわ新選組"不定例記者会見" プリティ宮城市議のマルチ商法勧誘疑惑に関する問答文字起こし

承前

以前、弊ブログはれいわ新選組公認市議であるプリティ宮城千恵氏のマルチ商法・ポンジスキーム疑惑についてまとめた。

ocep5v.hateblo.jp

その後の2022年9月30日、れいわ新選組は国会内で記者会見を行い、この問題に対する党としての見解を発表した。弊ブログでは、この会見の宮城市議に関する発言、及び問答について文字起こしを行った。問題の整理の一助になれば幸いである。

なお、会見の翌日には宮城市議、及びれいわ新選組党本部からの声明が出されている。こちらもご参照いただきたい。

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本編

会見は数十分と長かったため、いくつかのセクションに分け小見出しを追加している。また、れいわ新選組が公開しているYouTube動画も、そのセクション冒頭から再生されるように埋め込みを行った。

なお、当記事はれいわ新選組の主張を肯定するために作成されたものではない。ジュビリーエースが合法なマルチ商法ではないことは当記事内(琉球新報記者の発言)でも指摘があり、また筆者の見解としては前記事で挙げた通りである。

山本代表による冒頭発表(11:41〜)

youtu.be

山本:
お待たせいたしました、すいません、5分遅れました、始めさせていただきたいと思います。れいわ新選組代表、山本太郎です。れいわ新選組不定例記者会見ということになりますよろしくお願いいたします。
まず冒頭なんですけれどもれいわ新選組宜野湾市議、プリティ宮城千恵について一部報道されてることについて、私たちの方からお話をさせていただき、皆さんから、その後ご質問もしくは、別の件でもご質問いただければ、という風に思ってます。

内容をご存じの方、ばかりではないと思うので、簡単にお話します。
宮城智恵というのが先日ですね、私たちれいわ新選組の公認を受けて、宜野湾市議選で、当選を果たしました。
その宮城千恵の紹介から、仮想通貨に投資を行って、宮城千恵の詐欺行為によって損失を被ったとおっしゃる方の主張、そうおっしゃる方の主張がですね。それを紹介した報道というのが、沖縄タイムスによって出ました。もちろん、一部ネットなどでもそれが出ました。
でまあかなり、取り上げられ方としておかしな取り上げられ方をしてる部分もありますが、これに関して、党として調査を行ってきたところ、ということで、皆さんにちょっとそのご報告を、見解をお伝えしたいという趣旨がまず最初のものです。

で、これは何かっていうと。ネットワークビジネス、絡みの仮想通貨への、投資案件だということです。で、宮城千恵が個人としてこれに投資を行っていたことは事実ですと。そして、直接の教え子ではないんですけれども、教師をやっていた頃に、知り合った当時の生徒と卒業後に再開をしたと。行きがかり上、この投資案件を勧めたということも事実です。

まず、この件に関して問われるのは2点だろう、という風に思います。まずは違法性です。この違法性に関しては、つまりは宮城千恵が詐欺と知った上で、他人に投資をするよう呼びかけを行ったかどうかというものを問うものですね。
これに関しては、私たちは違法性を知りながら勧誘したわけではないという判断をしています。
この投資が詐欺であることを、宮城自身が知らなかったということですね。一般的な投資案件として、自分自身が投資を行ったと、そして人にも紹介をしたというのが事実関係です。

で、宮城千恵自身が例えばですけど、これを詐欺案件と分かっていたならば、彼女自身が被害を被るということはないわけですね。でも、事実上、ここには300万円もの損失を本人が被っているという部分があります。
この詐欺案件での被害総額というのは、650億円にも及ぶと。つまりは宮城千恵自身もこの詐欺に対する詐欺行為を……詐欺行為によって被害を被った被害者の1人であるということです。
宮城千恵は、違法性を知りながら勧誘したわけではないと、私たちの判断です。

では、2つ目なんですけれども。問われることの2つ目なんですけれども、やはり同義的責任という部分があるだろうと。違法性があると知らなかったとしても、同期的責任は問われるだろうとそう考えます。ま、日本政府自体が、大々的に国民に対して投資をしなさいということをあおり続けています。ま、そのような施策を打ち出すなど、ちょっと社会状況下としては、かなりずれたあの事態になってることは確かです。
でも、一方で元教師、で直接の教え子ではないにしても、元生徒という関係性、過去の関係性を考えるならば、投資を呼びかけるにしても、これは十分な配慮であったりとか、慎重さというのは求められたのだろうと、私たちはそう考えます。
道義的責任、これに対してどう考えるかどう取るかについては、一般的には謝罪であったりとか、 損失の補填とかが考えられるとは思うんですけれども、現在被害を受けたと言われる方々、被害を受けたと言われる方ですね。例えばAさんとしますか。この方に対して、宮城千恵が、宮城千恵との直接のやり取りで、弁護士を立てて訴えを起こすと主張されている報告を受けてます。
他にも、先方の主張と宮城千恵自身の、主張が食い違ってる部分があると。例えばですけれども、消費者金融に同席をしたというふうに、先方は主張されてるようなんですけれども、そのような事実がないというのが、宮城側の訴えであると。
被害を訴えてる方が訴訟を起こすと。そうおっしゃってることとか、様々な主張の食い違いということをはっきりさせるためには、これ宮城自身がこれは法廷で事実を堂々と主張する以外にないのではないか。そう考える部分もあります。党としての処分をどうするかってことなんですけれども、今時点での除籍などは考えていません。
もちろん、訴訟などによって、新たな事実が出てきたりとか、そういう事実関係が示された時には、必要な対応、新たな対応ということも考えられる可能性はあるとは思います。けれども、今時点で厄介払いということで切るというような話には、今のところならないとことです。 状況を見守りながら、ということになっていくと思います。はい、ありがとうございます。

で、この後、もしもこの件に関して皆さんからご質問があれば、お答えをしていくという形になるんですけれども、同席をしてもらっているのが、れいわ新選組の統一、地方選挙。そこにおいて、本部長代行を務めております。で、九州、沖縄の担当でもあります。大石晃子衆議院議員、同席しておりますので、主に調査という部分に関して関わってくれたということで、彼女の方からもお答えさせていただくことになるかもしれません、よろしくお願いします。いかがでしょう。

沖縄タイムス①(17:41〜)

youtu.be

記者:
沖縄タイムスのアラカキと申します、よろしくお願いします。今、冒頭の代表のご説明の中でもですね、その証言が食い違ってる部分があるというお話がありました。
弊紙の取材でもですね。元教え子の方がその出資や投資、セミナーへの参加を、直接本人から呼びかけられたというようなお話をしていて、一方でミヤギさんはそれを否定しているという状況なんですけども、その辺は党に対してというか、代表をはじめ皆様にどういう風にご説明を宮城さんがなさってるかという点についてお伺いします。

大石:
どうもありがとうございます。この件に関して、調査等を担当しております、大石晃子です。こちらで、さっきAさんと呼んだ、被害者と名乗っておられる方のAさんっていう部分で、今お聞きになったのは、その複数のネットワークビジネスとか投資に関するようなセミナーをAさんに、プリティ宮城千恵が誘ったかと。そういう事実をお聞きになってるんですよね?

それは誘いました。お答えになってますでしょうか。
そうですね、誘ったことは事実であるが、そのAさんがおっしゃってるのは、騙されて誘われた、騙されて被害にあったということを発信されておられるので、そこは事実と食い違いがあると、このように、あの宮城千恵は述べております。

山本:
ちなみになんですけど、これが詐欺案件でなかった場合に、そのようなセミナーに声をかけるということに関しては、何か問題があるんですか。沖縄タイムズさん。

記者:
すいません、ちょっとこちらの把握している状況と、少し説明が異なる部分があって……検挙されている投資グループの関係者の方々、というか、関係者の方ですね。男性という風に聞いてますけども、そういう方を紹介したっていうような事実を聞いていて、そういうことについての説明を本人がなさってるかどうかっていうのを一応確認したかったということでございます。

大石:
えーと……なんて言うんでしょう、今のお話で、あの報告は受けてますけれども、検挙されたというのは、具体的なお名前教えていただけますか?

記者:
ごめんなさい、検挙されたグループの関係者という風に聞いてます。その方が検挙されたというわけではなくて……。

大石:
検挙された関係者、という形で、宮城千恵さんがそこへの紹介、会わせたと。
で、Aさんがおっしゃるには、それで騙されて、被害を受けたとおっしゃってて、それは事実ではないという風に申し上げてて。で、今のも検挙された人に会わせたみたいに、多くの方には伝わってしまうんですけれども、なのでご確認したんですけれども、そうではないようなので、そういった形での事実の食い違い、あちらの発信のされ方っていうのも言ってあるということですね。
なので、もう少しご質問あれば、 あのこちらが聞き取った事実で、お答えできることはお答えしたいと思うんですけども。

記者:
わかりました。ありがとうございます。じゃあ、本人もそういう風なご説明で、っていうことであれば大丈夫です。

大石:
おっしゃる通りです。

沖縄タイムス②(21:10〜)

youtu.be

記者:
それとですね、今、旧統一協会のその霊感商法の問題とかっていうものが、ちょっと注目されている中で、同じように、そのマルチ商法、これまでもですね、いろんな被害があったりっていう、社会問題になったりっていう経緯もありましたけども、そういったことにですね、騙されていない、本人がその詐欺行為、っていうか、詐欺であるという風に認識していたかどうかっていう問題はあると思うんですけど。
そこに党公認の市議が関わっていたことについては、どういう風にお考えでしょうか、という点をお聞かせください。

大石:
ありがとうございます。えっと、マルチ商法、マルチ取引、ネットワークビジネスっていうものを法的にどういう位置付けになるか、でれいわ新選組はどう考えるかっていう形で整理してご説明したいんですけれども、というのも多くの方が、よく知らないと思いますので。
と言っても、数千万人の人がネットワークビジネスに何らか取引を行ったことがあると言われたり、すごくこの世の中には広がってるとは思うんですけどね。マルチ商法って言われるものは結論的には直ちに違法ではないっていう状況になってるんですね。じゃあ、違法なものというのが、例えばネズミ講とか、 マルチまがい商法とかそういうものがあって、どういうものかっていうと、ネズミ講だったら、お金を、こう下の、自分が誘いかけた人に、どんどんマージンを取っていって、で、これは同じようにやれば確実に儲かるんだっていう風にお勧めしていくんですけども、数学的に必ず破綻すると。
その連鎖取引がそのビジネスとして成り立つのはありえないということが、すでに数学的に分かりながら、それを隠してというか、その首謀者が勧めていくというような、明らかに現状もう違法になってるような取引というのがあって、そういうものは違法なんですね。で、一方でマルチ商法っていうのは、なんて言うんでしょう。固有名詞を出していいかわかりませんけど、健康食品だったり、あとは、よく効く洗剤だったりとか、高いなって思われるものが多いとは思うんですけど、そういうものを勧めていく。
で、その勧めた人は、紹介した人がポイントがもらえたりだとか、 または現金でマージンがあったりとか、そういうマージンを得ていくマルチ商法っていうのが現状、いろんな形で、もうこのようにいっぱいあって。それは直ちに違法ではないというような状況。

ですので、法的整理として、ネットワークビジネスとかマルチ商法っていうのは、まず違法ではない。しかしながらマルチまがい商法、いや、これはマルチ商法なんです合法なんですと歌いながら実は異常に高額な商品であったり、そのネズミ講に近いようなものであったりとか、そういうものが紛れ込んでしまう危険な商法でもあるというわけですよね。なので、マルチまがい商法とか、ネズミ講っていうのはま、違法なものだっていう風にちょっと区分けをして、世の中で今合法になってしまっているマルチ商法ネットワークビジネスっていうものがあるよという現実があります。
で、一方でれいわ新選組としてマルチ商法どう捉えるかというと、やはり……私としては歪んだ商法だなと思っています。
多くの方が多くの場合、被害が生まれてしまいますし、そして、そういう悪質なネズミ講に近いものも混ぜられて……本当にその商品がいいなとか、その化粧品がいいなと思って続けておられる方っていうのは、そういうビジネスは1点成り立つんでしょうけれども、 それと見分けがつかないものが非常に多くなってしまっているので、消費生活センターとか、そういうところでも、あの危険性を呼び掛けてますし、そういった商法であることは間違いがないです。

ちょっと長くなったんですけれども、沖縄タイムズさんの今のお話だと、そのマルチ商法が違法のように、考えられていると。党としては、マルチ商法というものは全く歓迎しない商法なんですけれども、違法ではなくも幅広く、世の中で行われているものにおいて、止める権限はないという認識ですので。マルチ商法っていうものについての整理はこのようになるんですが、ちょっと長く答えてて、ご質問にお答えできてるんでしょうか。

山本:
ちょっといいかな、すいません。えっと、沖縄タイムズさんの恣意的な、報道にはっきり言えば抗議したいんですよ。
だって、先ほどからのやり取りがを聞いてると、やはり、元ネタにちゃんと当たってないってことですよね。
一方からの聞き取りは十分にしたが、一方の主張は十分に聞き取ったが、もう一方からはほとんど聞き取っていないっていう状況。
で、今確認されてる状況だと思うんですけど。その確認が終えた上で、記事になるんだったらわかるんですけれども、どちらかというと、もう犯罪者扱いで、記事をバンと出されるやり方ってどうなのかなと思うんです。
で、今この場に及んでもネットワークビジネスというよりも、マルチ商法っていう部分を、統一協会と絡めながら、私たちに対して何かしらの、雰囲気を作ろうとしてるような気がするんですね。
おかしくないですか? だって、ネットワークビジネスマルチ商法ってのは、この国で合法的に許されたやり方じゃないんですか?
そこに対して、違法性、例えば詐欺的な手法を使ってってことであるならば、これは違法になるっていう立て付けですよね。
だから、聞き方としてどうなのかなっていう部分がある。なんか、記事の取り扱い方だったりとか。
で、確かにこの、ネットワークビジネスという部分において、その中の仮想通貨の投資に関して、それに関わっていた。当然うちの宮城千恵がそこに投資を行っていて、でその他の人にも投資を呼び掛けたということは事実であるってのは、冒頭申し上げた通りです。
一方で、宮城自身がこれに対して詐欺であるというような認識がなかったってことですね。事実本人にもこれは損害が生まれてるわけです。
そういう話ですよね。そこに対して、私たちとしてどう考えるかってことですけれどね。今、最後に多分このやり取りの中では、答えられてなかった部分だと思うんですけれども、当然、その詐欺っていうことを知らずに、その投資案件に、踏み込んでしまったこと。そこで、損害が生まれたっていうことに関して1つ……残念な思いですね。
で、それのみならず、当然、それを詐欺と知らずに他の人に声をかけてしまった。で、その人にも損害が生まれてしまったという部分に関しても、非常に、胸が痛いです。私どもとしても。
で、そこに対しての矛先を、おそらく宮城千恵に騙されてという形の報道を主導していったように、私たちは見えるんですけど。そこはやっぱり、これは事実関係っていうのは全てが明らかになったわけではないのに、そのような先行した報道のやり方っていうのは、ちょっとやりすぎじゃない? 私たちそう思うんです。どうでしょう。

記者:
宮城さんのご言い分も含めてですね、その教え子の方、取材した方のお話というものも、実際にやっぱり食い違いがあるという点についてもですね、しっかり記事の中では説明していると、弊社的には思っているので、その何か……。

山本:
違いがあるってことだけでしょ、説明してんの。その食い違いがあるっていう部分の前段の部分がでかすぎません? バランスがちょっとあまりにも吊るし上げに入ってるっていうような印象を受けます。
ちょっとやり方としてない。私そう思うんですね。公平公正な報道できてますか? それ。

記者:
こちらとしてはしっかり双方の言い分を聞き取った上でやってるつもりではあるので、しっかりご意見としては承りたいと思います。

山本:
ありがとうございます、他ございますでしょうか。

琉球新報①(28:47〜)

youtu.be

記者:
琉球新報のアンリと申しますよろしくお願いします。
ちょっとまずなんですけれども、勧誘をされたと……宮城さんが勧誘されたと、党の聞き取りにおっしゃってるとことですけれども、その勧誘の状況をもう少し詳しく教えていただきたいのと、山本代表がその報道に対して抗議したいということをおっしゃってますけれども、このどの部分が不適切だと考えてらっしゃるのか、先ほど当事者に当たってらっしゃらないっていうのは、その当事者というのは、いわゆるAさん側のお話をされてるのか。多分、宮城さんの証言は記事の中に盛り込まれてると思うので、そこは問題クリアされてると思うんですけれども。そのどういう趣旨で、双方の取材はできてないとおっしゃってるのか、その辺についてちょっとお聞かせください。

山本:
記事のバランスですね。そのバランスに関しては、当然、その編集権は報道する側にあるのは当然です。でも、やはりその内容として、書かれ方として、その360億円、50億円という被害を生み出す詐欺側に立っているというようなことが、誤解を招くような書かれ方であると。顔写真まで載ってますから、これ。そういった意味で、本当にその双方のバランスを取っての聞き取りがなされたかっていう部分に関しては、ちょっと疑問が生じるなと。
で、逆に言えば、断定的にちょっと見えるような、雰囲気ですね。例えば、見出しっていうこと。例えば、新聞の見出しのみならず、これはネットというところでも、かなり大きな広がりを見せてますから、そういった意味での見出しっていうところに、ちょっとなんだろうな。センセーショナルなものを、持ってきたいっていうような、そういう事実関係で、また、これはちょっと違う部分になってくるのかなっていう風に、私自身は思います。

大石:
どういうことをお聞きになりたいのかな、ということで、冒頭代表の方で、ネットワークビジネス、また、マルチ取引というものが違法ではない形で、この日本でむしろ投資というものは、国策として進められていて、という中で起きた、その詐欺被害、許し難い詐欺被害、の被害者になった宮城千恵というのがあって。
で、一方でその同義的責任というところは、重く受け止めるべきだというものもあって、かなり法的責任、違法と知りながら詐欺に加担したんであれば、非常に重大だと思うんですけれども、そうではない、という状況の中で、事実少なくとも、宮城側の述べる事実と向こうの述べてる事実とおっしゃってることに食い違いがあって、で争いにも一部なっているという状況の中で、やはりその違法性っていう部分と同義的責任っていう部分で、党としてはかなり違いが、あると思ってるんですけども。
で、その道義的責任部分において、かなり強調している記事という、そういう表現なだけですよっていうことなら、ニュアンスだったり、報道姿勢っていう幅なのかなと思うんですけど、こう詐欺、詐欺師そのものだのような、その印象づけるようなものであるならば、それは不当ではないかという考えがあるんですけども。そのように考えたんですが、それでよろしいでしょうか。

記者:
すいません、勧誘の状況をちょっともう少し詳しく教えていただきたいんですよね。だから、宮城さんがその元教え子とされるこのAさん、とどのような状況で、出会ってというか、一緒になって、そのどどういう場面でその勧誘して。で、例えばセミナーを一緒に行ったであるとか。で、どういう勧め方したとか、結構そういう細かい部分についてお聞きしたくて。
あと、今回、会見にその宮城さんご自身立ち会われなかった理由もちょっと教えてだきたいんですけども。宮城さん、ご本人のお口からちゃんと説明していただくのが1番、理解が我々も得やすいと思うので、その辺について、間接的なお話になってしまうと、どうしても行き違いも発生してきてしまうと思うので、その辺について、党の対応はなぜ、この宮城さんご本人が出られなかったのかっていうところも、ちょっとお聞かせいただきたいなと。

山本:
ありがとうございます。これは私たちが公認する以前の話なんですね。
そこに関しては、当然私たちに対して、公認に対する責任っていう部分、それの説明は必要になってくる部分だと思いますが、少なくともこれは私人であった時の、宮城千恵の案件なんですよ。
彼女が被害者であり、このネットワークビジネスの詐欺的……ネットワークビジネスの中でも、詐欺行為を働いたものたちに巻き込まれた案件なんですね。
ここに関して、私たちと一緒にってことにはならないですね、なかなか。当然、これに関しての説明であったりっていう部分に関しては、何らかの形を取って、宮城千恵自身が行うものだろうという風に思ってます。一方で、少なくとも、先日の選挙ではれいわ新選組公認という形で、選挙に出たわけですから、そのことについて、私たちから一定の説明、党で行った調査っていうものを基に皆さんにお話しするということは必要であろうと。それ以上でも以下でもない話です。で、勧誘についての、どのようなやり取りがあったかってことをお聞きしたいってことですよね。先ほどのじゃ、そこを説明してもらっていいですか。

大石:
あまりたくさんのことを全て申し上げることはできないんですけれども、多くの方が知りたいであろうききっかけというところなんです。

山本:
説明にちょっと今入ってくれたとこなんですけど、あまり多くのことは話せないっていうことに関してのちょっと説明が必要だと思うんです。
1つは何かというと、先方の方から訴訟の準備をするみたいなことをですね。直接的に、宮城千恵の方に、連絡があったってことは、先ほど私が冒頭申し上げた通りです。
つまりは、これから訴訟に発展するということを考みると、隅から隅まで私たちが説明をするということは、なかなか叶わない。当然ですね。そういう部分があります。それをまずお伝えしたいと。
そして、本件に関しての一定の説明というものは、調査をした範囲内から、伝えることはできますが、それ以外に関して当然これ個人情報も含まれる問題になってきますから、全てお話しできるということではない。
ただし、今問題になっている、この件に関して、私たちが調査をしている範囲ではお伝えすることを、私たちはやるために今日、マイクを握っています。

じゃあ、続けてお願いします。

大石: はい、きっかけというところなんですけど、その2020年に。
宮城千恵さん自身は、あのネットワークビジネスにはかなり没頭していたと。はまっていたっていう事実は、もう申し上げた方がいいとは思うんです。ただ、その全ては違法ではないので、ネットワークビジネスが。それをこちらで洗い浚い、その言うというのは、権利のないことだと思いますので控えますが、 あの大きくは2020年とか、その前年度ぐらい。宮城千恵さんは、ネットワークビジネスにははまっておられました。で、2020年、まあ、その詐欺案件というか、仮想通貨の投資案件の、その方……いや検挙された方じゃないですよ。あの、宮城千恵さんが、そのリーダーって言うんですかね。そのネットワークビジネスの上位にされていた方、その方が1年で4億円を稼ぐと称して、かなり豪華な生活をされているという方が、Bさんとお呼びすると、そのbさんのマンションに宮城さんが訪れたんです。
で、豪華なマンションなんですけれども、でそこのマンションで、住んでいた元生徒さんとそこでばったりあったっていうのが、そのまそのAさんですね、そのAさんとの出会いです。そこから、関係性が始まるということで、この投資詐欺を良い話ともまるで信じ込んでいた、宮城千恵さんが、元生徒のそのマンションでばったり、出会った……Aさんと投資のことについて盛り上がったと。LINEで盛り上がったと。で、そのAさん、元生徒さんも信じてしまって、被害者になっていくということですね。そのようなプロセスっていうものは、細かく追わせていただきました。
そのような経過で、そのプロセスの中で、先ほど沖縄タイムスの記者さんがおっしゃってたような勧誘ですね。その複数投資案件の勧誘、また、この勧誘っていうものもあった、というのは事実です。

琉球新報②(37:33〜)

youtu.be

記者:
ありがとうございます。で、今おっしゃったそのネットワークビジネスに没頭されていたっていうのは、この当該、その案件のこのジュビリーエースの案件以外にも、何かやられてたんですかね。で、これちょっと、一応私、裁判記録一応拝見して、整理するため見たんですけども。これ、いわゆるネットワークビジネスには該当しないという判決になってると思うんですよ。
金融商品取引法違反事件なんで。要するに届け出をしてなかったということで、まあそ有罪判決で出てるんで。それで要するに被疑者というか、元被告ですかね、元被告側の主張で言うと……これはネットワークビジネスではなくて、あくまで金融商品であると。で、一応その裁判でもそういう形にはなってるので、ネットワークビジネスと仰ると、別のネットワークビジネスのお話をされてるのか、あるいは今回のそのジュビリーエースの案件のことをおっしゃってるのか、ちょっと整理がつかないので。

あと、宮城さんがそのネットワークビジネスにはまっていたっていうのは、広くそういうなんて言うんですかね。金銭的な利得を得たいから、いろんな投資案件に手を出していたとか、そういうニュアンスでおっしゃってるのか、今回のジュビリーエースの案件、ただ1つなのか、その辺もちょっと教えていただきたいんですけれども。

大石:
質問が複雑で、お答えを1対1でできるかわからないんですけれども。ネットワーク……どこから答えていいんでしょうね。ネットワークビジネスには、彼女が少なくとも、ネットワークビジネスと認識して投資したものというのは、ジュビリーエース以外に複数あります。
ただそれはその結局ネットワークビジネスと誘いかけて、詐欺集団がネットワークビジネスと誘いかけて仮想通貨の投資など行わせてるという実態から考み、その、宮城千恵さんには、それはもう出金停止などのその問題が起きるまでは、多くの被害者には分からないわけなので、彼女の主観においては、ネットワークビジネスというものに、その……ハマってたと。
そのように彼女の主観においては言えるわけなんですけれども、それがその結果として詐欺案件であったかどうかっていうのはなかなか……多くは事後にジャッジされてしまうものだとは思うんですけども。っていうお答えとしては、1件ジュビリーエースだけなのかと言われたら違いますと。2個以上あります。というお答えにはなります。で、まだこれで答えれているのか、何かまだ他にお聞きになってましたかね?

記者:
ありがとうございます。で、その点踏まえてなんですけども、ちょっとそのなんて言うんですかね。こういうと、投資の案件って、コロナ禍においても非常に増えていると思うんですけども、その仮想通貨取引であるとかですね。
ま、要するにその不労所得を得たいということで、皆さんそのなんて言うんですか、その投資とかに熱中される側面があると思うんですよね。それは生活が苦しいという背景ももちろん、そのれいわさんがおっしゃってるような、日頃おっしゃってるような政策に、政策で掬い取ろうとされてる庶民の方々の、今生活の現状があると思うんですけれども。その中でなんて言うんですかね。安易にそういうお金を稼ごうというか、濡れ手に粟でという、そういう発想だと思うんですよ。もう、その今回のジュビリーエースにお金通してしまったっていうのは。
でプリティ宮城さん、ご自身は、元教員でいらっしゃるので、それほどなんか生活困窮されてる方ではないと思うんですよね。状況としてですけれども。で、その中でそういう、その中でもさらにそのお金をより稼ぎたいというな、なんていうか、利潤を第一に考えてらっしゃる人間性なのかなと。こうこういう報道を見ると、まあちょっと感じてしまいしまうんですけれども。そういう方を候補に選んでしまったという、れいわさんのご見解というか、そういう方を公認してしまったというれいわさんのスタンスというか、それをちょっと代表にもお聞きしたいなと思って。

山本:
ありがとうございます。もうすでにそのことに関しては答えてますが、もう1度答えますね。で、いくつかの質問に似たようなお話があったので、それに1つ1つ答えなきゃいけないと思ってます。
で、もしもこの投資案件に関してそのようなお考え、濡れ手に粟ってものを狙ってるんだっていう話になったとしたら、この社会に存在してる投資案件のほとんどがそれに当たりませんか? そうですよね?
なので、実際のこの社会的状況と、私たちが目指してる政策っていうところには、なんだろうな、親和性みたいなものっていうか、イコールで繋がってるものはないです。
つまり、何かっていうと、やはりどうして例えばですけれども、沖縄県内においても、こういったマルチ商法であったりとか、 他にもこういった、ネットワークビジネスというものが、広がりやすい土壌であるということは、弁護士グループからも指摘がありますよね。過去に。

どうして、そういう状況になるんですか? ってことを考えたら、もちろんこれ、沖縄だけには特定された問題ではないですけれども、 当然これまでの、25年以上の経済不況にコロナがやってきて、物価高とか様々なものが要因としてあって。要は賃金上がってない、下がり続けてる。働き方も、やっぱり壊されてきてるっていうような状況があるわけですよね、一般的に。当然、今の給料で食べていこうと思ったらなかなかそうはいけないから、ちょっとでも、自分の持っている、使えるお金を増やそうということで、みんな祈るようにして、投資をしてるわけですね。
おそらく、その宮城千恵という中にも、そういう思いはあったでしょう。
学校の先生やってたから、裕福ですってことにはならないと思うんですよ。もちろん、退職金があったりとかあるでしょうけれども、彼女自身、先ほど大石の方から、ネットワークビジネスにハマっていたという言い方がありました。けど、私はこれが正しい言い方かどうかわかりません。熱心にはやっていたんだろうと思います。
でも、その熱心っていう部分に関して、ちょっとでも贅沢したいからとか、ちょっとした小銭にいろんなところで稼いでやろうとかっていうようなものよりかは、 今の暮らしよりも少しでも良くしたいっていう思い、これは投資するすべての人々。特に高所得者であったりとかっていう人たちには共通するものではないけれども、この国に生きる多くの、もう格差が開いて、地盤沈化した人たちの最後の蜘蛛の糸みたいな存在になっちゃってるんですね。

で、そこに対しても、国はさらに投資をしていけと、ハードルの低い商品をどんどん紹介していくような形を国自身が行ってます。
これが現実です。で、そういった投資案件であったりとか。このネットワークビジネスマルチ商法というのは、この国においては違法ではないわけですね。
で、先ほどのお話があった届け出をしていなかったってところがアウトになったって言いますけれども、でも、やろうとしていることは、それに類似したようなことだったわけですよね?
だから、ここに線引きをするのはなかなか難しい、そう思ってます。
アウトになった案件は、届け出だったかもしれない、でも、手法としては、合法的なネットワークであったりとか、マルチっていう部分の、手法ってものもやっぱり取り入れられてるわけですよね。
そう考えるならば、こうこれがこれで、これがこれっていう風に綺麗に切り分けられるものではない。グラデーションが混ざり合って、グラデーションになってるものなんだろうっていう風な理解が必要なんだろうっていう風に思います。
で、一方で、現下のこの社会情勢が、そういった地盤沈化した人たちの、命綱と言いますか。最後の蜘蛛の糸みたいな形になってる状況の中での投資というものに関して、やはり、そこにちょっと、手を出してみようと思う人たちが増えていく状況は仕方がないと思うんです。
でも、私たちはこの投資が悪いとか、こういった、ネットワークビジネスっていうものに対して、もうこれなくすべきだという考え方を直ちに取る、というものではないです。何かというと、やはり、ここまで社会的に地盤沈化した原因を作った、経済政策であったり、政治のあり方を改めていきたいという考え方ですね。
だから、ここは切り分けてお話をしなきゃいけない部分だと思ってます。

れいわがそういう考え方をしてるのに、そのようなことに手を染めていた、そういう投資を行っていた候補者を選んだことはどうなのかってことに関して、別に、それが私は詐欺案件でなければ、これ問題視されましたか? されてないですよね? じゃあ、彼女が宮城千恵がこれを詐欺案件だということを分かった上でやっていたのかってことです。

もしもそうであるならば、当然これはもう一緒にはやっていけません。これまで行ってきた聞き取りにおいて、それはないということがわかったってことですね。私たちの間でなので、除籍という形にはしない。 まあ、少しでもこのような揉め事になったっていうところは、当然切っていくっていうのが、組織運営としては、常套手段かなと思います。それを組織が守ることだろって。

でも、何かしらでこう失敗した人をすぐに切ってっていうこと、っていうのは、私たちの考え方とはなかなか相い入れないものがあるってことです。本人がその誤りを認め、改めていきたい。これまでは、その目の前の生活っていう部分だったり、底上げしたいってことで、投資に手を……足を踏み入れてきたことはあったけれども、そこからはやっぱりもう改めるという気持ちを持っている。

そういうことではなくて、あの、もっと違う形で社会に対して貢献をしていけるようなこと。 目指すべきだって、私、はっきり言いましたけどね、本人にあのねって投資に向いてないんです、あなたって言いました、これまでのなんだろう、その投資における戦歴と言いますか。勝敗を見れば、どちらかというと、搾取される側なんですよ、思いっきり。それが詐欺案件でなかったとしても。だから、そういうものとはもう距離を置いて、彼女自身の本来持っている、本当の意味での社会貢献ができる、1番太いポリシーの部分、戦争のない沖縄、平和の沖縄、みんなが暮らしやすくなるような沖縄、っていう部分に関して、彼女自身が全身全霊を注ぐっていうことを、やっぱり約束しないと、これは一緒にやっていけない。というような話合にはなりました、はい。

なので、私たちがこの案件についてどう思うかってことなんですけれども、公認したことについて、どう思うかってことに関しては、公認前には、一定、そういう健康食品とかっていうものには、あの興味を持っていた、っていうことは、当然スクリーニングの中では出てきますけれども、それは違法ではありません。逆に言えば、体にいい水だったら飲みたいって人たちもいるわけだから、 そういうような、やり取りのなか、そういうものがあったとしても、なかなか、そこを除外していくっていうことは、私たちの中にはなかった。
ま、これからはそういったところも、入口に慎重に見極めていく必要があるな、という意識にはなっておりますけれども。宜野湾市議選の前にそのような、切り分け方はしなかったってことですね。で、実際に選挙に入っていきながら、 彼女が受かって、そういう案件があるってことを、私たちの耳の中に入ったと。そう考えた時に、やはり投資というものを、しかも、こういうようなネットワークビジネスっていうものは、違法ではないけれども、その中に違法性のあるもの、詐欺的手法を用いたっていうものに、彼女自身が引っかかって。それを詐欺だとは知らず、他の人にも紹介をしてしまったってことに関しては、先ほど言った通り、違法性がなかったとしても、これは道義的な責任という部分は問われる部分だろうと、冒頭でお話させていただいた通りです。

他いかがでしょうか。

デイリースポーツ(49:38〜)

youtu.be

記者:
デイリースポーツのスギタと申します、よろしくお願いいたします。ちょっと確認なんですけれども、調査はあのやり方と言いますか、どういう風に調査。例えば沖縄まで行って面談した、山本代表は会ったか会ってないか。大石さんは会ってるか会ってないかとか、調査の面談をされたとしたら、どのようにしてされたということ。確認で教えていただきたいんですけれども。

大石:
ありがとうございます。私が九州沖縄ブロックの担当しておりますので、私をメインとして、プリティ宮城千恵さんへの直接的な聞き取り……沖縄には行っておりません。 日程の都合で、沖縄には行っておりませんが、電話ですとか、またはオンラインでのミーティングですとか、どっちかというと証拠ですね。ま、ご本人のその主観も非常にこれ含まれてる件ですので、もちろん主観もお聞きしますし、その経緯をまとめさせるというか、まとめていただくというようなことですとか。LINEのやり取りの記録、それから録音されていたものですね。
そのやり取りがある方との、その会話の録音されていたものなどの、まあ、記録から、調査したという次第です。

記者:
てことは、主にオンラインで、宮城さんと面談をされたっていうことですね?

大石:
本件調査に関して、私が宮城さんに、顔対顔で、あのお会いしてはいません。はい。

山本:
国会議員として、まあ、九州沖縄担当として、直接沖縄の地を踏んだわけではない。本件についてですね。日程の都合で無理だったってことですけれども、もちろん、それ以外にも弁護士であったりとか、現地の協力者という部分、信頼のおける協力者という部分が、宮城からの聞き取りは直接現地で行っていると。で、全体を通した、zoomであったりとか様々な、もちろん、大石衆院議員と直接宮城とのやり取りもあります。けれども、それ以外にも様々なところから聞き取る、様々な形で聞き取るということをやってきたということだと思います。

記者:
すいません、あと、もう1点。えっとー宮城さんも被害者だということで、この今回のあれで宮城さんがどれくらい損害を被ったかっていうのを、もし分かればでいいんですけど、ちょっと教えていただきたいと思ってます。

山本:
先ほど、私が冒頭に皆様にえー状況をご説明しますと、簡単なお話をしましたけれども、そこでも申し上げました。300万円ということです。

記者:
わかりました、ありがとうございます。

山本:
他いかがでしょうか。

沖縄タイムス③(52:35〜)

youtu.be

記者:
沖縄タイムス、アラカキです、すいませんよろしくお願いします。本人の除籍については、現在はそういう話にはなってないということですけど、あの本人も党のその聞き取りなどに対して、なんていうか、これからも市議として頑張っていきたいというような、お答えというか、皆さんにもされているという理解でよろしかったでしょうか。

大石:
簡単にはそうです。ただ、ご本人自体は教師という責任と言いますか、道義的責任も強く感じておられますし、慣れない……まず、市議になったことがありませんので、そこも慣れないことがすでに、もう責任として始まっており、また報道やSNSっていうところで、まあもうそういうなれない……新しい世界という中で、自分の責任も感じて、かなりショックを受けておられますので、そんなになんていうんでしょう。もちろん、 私たちも頑張ってその失敗を認めて、これから新たな社会貢献できるように頑張っていきましょう、っていう、私はそういう常に常に、あの宮城智恵さんにそのように言ってますし、そうですってそうしましょう、って言っていただいてますけど、なんて言うんでしょう。こう、元気溌剌っていうわけではなくて、非常にショックを受けて反省しておられるような状況です。

山本:
他いかがでしょうか。1番前です。

日刊スポーツ(54:06〜)

youtu.be

記者:
日刊スポーツのテラサワと申します。今回のこの件に関してなんですけれども、確認というか、ちょっとお伺いしたいんですが、 あの時系率で言うと、あの党がいつこの案件のことを知ったのか、選挙中にそういうことを知ったというようなお言葉もなんかあったように気がするんですけれども、 その時系列かなんかいまいちちょっとあの把握できなくて、そこのところをもし、教えていただける範囲で結構なんですけど、お願いします。

大石:
時系列の流れとしては、先ほど代表が申し上げた通りで、選考の過程でも、そういった健康食品というか、気に入ってお水を買っていらっしゃるんだなとか、そういうことというのは、当然スクリーニングと言いますか。普通に把握はするわけですけれども、合法だということで、というのは、先ほど代表が申し上げた通りの方針で進めてたんですね。で、この件、ジュビリーエースの件というのも、グラデーションにと言いますか。その何日にはい発覚、というわけではないわけなんですね。そのいろんな発信というものが行われてきますから。で、それは把握しているつもりなんですが、21日 に党として、代表の指示という形で調査を始めたっていう、そういう次第です。

山本:
他いかがでしょうか。

琉球新報③(55:43〜)

youtu.be

記者:
琉球新報アンリです、すいません、何度も。確認なんですけども、先ほどのその時系列のお話の中で、その健康食品を買っていることを把握しているというようなお話あったと思うんですけども、この健康食品というのは、ジュビリエースのお話とは、別のお話なんですかね?

大石:
別のお話です。

記者:
別のマルチ的な。その手法を用いた販売書を用いた健康食品ということなんです?

大石:
おっしゃる通りです。

記者:
差し支えなければ、その有名なあれなんですか。例えば、アムウェイであるとか、そういうことなんですか。

大石:
申し上げると、 「美・Style」っていう、美しいに、英語のスタイルで「美・Style」っていう会社が行っている、そのプロトンっていう、お水ですね。ですとか、様々販売を行っていらっしゃるそうなんですけども、かなりそのネットワークビジネスの中でも、その上位に急上昇されている会社さんなんですけれども、そこの商品をまあ買っていたと言いますか、そこの会員になってたということですね。

記者:
言い方はちょっと悪いかもしれないですけども、そういう、マルチとかそういうような手法にはまりやすいというか、手を出しやすいような体質の方ではあって、それを認識した上で、その公認をされたということですかね。

山本:
ちょっと乱暴かな、考え方として。と思います。私たちが事前に分かっていたのは、健康食品的なもの、体にいい水なのか、おいしい水なのか、よく私自身は存じ上げませんが。そういうものを買ったりとかしていた、会員になっていたってことは、分かっていたってことです。
なので、元々だからそういうような、なんだろう……こういうマルチ商法大好きで、片っ端からやってました、結構被害も生まれてるような案件にも手を出していました、ということは、え、その時点では確認できなかったということですね。確認っていうか、確認できるようなものは出てきてなかったってことです。
私たちが見れたものが、その水のことだった。水のことっていうか、その美・Styleさんだったってことですね。

大石:
ま、ただ一般論としてね、記者の方がそのようにおっしゃる、その気持ちは理解できると言いますか、そのように問われて当然だなっていう風にも思います。 はい、ただ今そういう社会だっていう私自体はものすごくそういう社会に危機感を持ってましたし。
だから、その違法ではないし、こんなに広がってて、なかなかそれをゼロっていうふうにはいけません。いけませんけれども、何らか、変わっていきたいなと、生まれ変わっていきたいなと、 宮城さんもおっしゃってるので、またそれは近々声明にされると思います。けれども、またそちらもぜひご確認いただきたいなといただいて、また厳しいそのご質問。記者の方の、そういった評価っていうものも、お受けすることになるだろうとは思います。

山本:
他ございますか。大丈夫ですよ、重なっても。あの、お答えっていうか、質問される方が重なっても問題ありませんよ、いかがでしょう?

よろしいでしょうか。この件に関して。はい、それではまず冒頭、宜野湾市議、宮城千恵に関する一部報道についてということで、時間を設けさせていただきました。