OCEP第五電算室

この国を今一匹の亡霊が徘徊している――クソネミと言う名の亡霊が。

山本太郎参議院議員 ~半年間の軌跡~

先日、YouTube山本太郎広報チャンネルに数本の動画がアップロードされていた。後にそれが参院選時のインタビュー動画を切り出したものだと分かったが、なぜこの時期に上げたのだろうとふと思い、彼が当選してちょうど半年になることに気が付いた。長いような、短いような。

いくらタレント議員でも、当選から半年間、ここまで注目され続けた議員もそうそういるまい。活動家から公人へ転身してから、その輝かしい軌跡を振り返ってみよう。(powered by Wikipediaニコニコ大百科

 

7月21日:参議院選挙東京選挙区にて当選。当選インタビューでは「力を貸してくれた人を裏切ってその人たちに命を狙われるのが怖い」「1Kgあたり100bqは、放射性廃棄物と同等」と話す。そしてこの日、第一子を授かる。

8月6日:2012年5月に結婚していたAさんと同年8月に協議離婚していたことが発覚し、議員会館にて記者会見を開く。選挙演説やインタビューでは「妻は大阪に母と同居」「母と2人でフィリピンにいる」等の虚偽の説明をしていたことに。またこの報道について「大きな力が動いている」と国家レベルの関与を匂わせる発言をする。

8月9日:提出された質問主意書の内容が福島みずほ議員と酷似していることが判明。

9月4日:反原発運動で知り合ったBさんとの間に第一子を授かっていたことを告白。公にしていなかったのは家族を守るためであり、子どもの名前を入手されたことについて「計り知れない大きな力が働いていることをハッキリと感じる」とやはり陰謀めいたものを感じているようだ。

10月15日:共産党ですら決議文を修正させた上で賛成した「2020年東京オリンピックパラリンピック競技大会の成功に関する決議」にただ一人として反対。

10月24日:「ベクレてるんやろなぁ、国会議員に出すお弁当は」と発言。ベクレてるとは放射能汚染されている、という意味らしい。

10月26日:伊豆大島への視察中、ツイキャス中継にてスタッフが「人を殺したくて自衛隊になってる人もいるんですかね」と発言。山本議員は「適性検査で落とされるのではないか」と返した。またこの日ボランティアの扱いについて大島町長に高圧的に迫ったとされる記事が投稿されたが、複数の情報源から明確に否定されている。

10月31日:秋の園遊会にて天皇陛下に直接手紙を手渡した。内容は被曝問題と特定秘密保護法について。右から左までを巻き込んだ騒動となり、後日「厳重注意」と「任期中の皇室行事への参加禁止」の処分を受ける。

12月3日:特定秘密保護法案を通さないためには、70年安保のように国会を封鎖し「採決の日に議員を国会に入れなきゃ良いんですよ」と発言。

 

他にも(最近では服装を注意されたとか)あるが、ネットやニュースで大きく取り上げられたものをピックアップしてみた。もちろん、過労死等防止基本法議員連盟や子ども・被災者支援法推進自治体議員連盟に参加し、質問趣意書によって内閣に質問を繰り返すなどの活動もあるものの、主張はどうであれ彼が伝えたかったことよりも彼自身の行動に注目を集める結果となっている。その影響か週刊SPA!の「嫌いな男」3位「嫌いな政治家」2位などに選ばれている。

願わくは、一人でも多くの国民が彼の活動によって救われることを。