OCEP第五電算室

この国を今一匹の亡霊が徘徊している――クソネミと言う名の亡霊が。

「善意で福島を殴っていくスタイル」の終焉を願う

このような意見が反原発運動側から出ることは喜ぶべきなのか、4年かけてやっとかと嘆くべきか。もちろん、こういう意見を持って「善意で福島を殴っていくスタイル」を見直されることは大歓迎。

が、このタイトルで毎日新聞のインタビュー記事、となると某記事を思い出してしまう……。

特集ワイド:続報真相 山本太郎が語る母、原発、政治… 東京・高円寺の焼き鳥屋でジョッキ傾け「ハゲがだんだん大きくなる」- 毎日jp(毎日新聞)

以下、引用部分のアーカイブは→こちら

 被災地には東京はじめ都市部での反原発運動に複雑な感情もある。リスクを軽減しながら、懸命に生きる人たちにどこまで寄り添えるのか。参院選では福島も自民が勝った。「福島の人、全員ではないけど、疲れ果てた人もいると思う。僕も人を傷つけてしまう言葉を投げかけてしまった可能性はある。線量の高い場所にくるのは気合がいった、と集会で言ったりしました。こういう立場になったら、そんな発言は許されないだろうって理解しています」

松本さんが「福島に残っている人は無知だと決めつけていた」としているのにたいして、山本太郎は「放射能との戦いで疲れた結果、自民党に投票してしまった」と主張している。自分の表現が不適切であったとしながらも持説を見直そうとはせず、「疲れ果てた人もいると思う」などと、他人事のような言い方ではないか? 選挙の結果も、まるで一時の過ちかのような言い種だ。

1年半以上の開きがあるのを考慮しても、この頃から氏の言い分は変わっていない。おまけに今では国政政党の代表、だ。

ともあれ、今後も運動側からの軌道修正を求む。それなら、脱原発も支持しやすくなると思うのだが……。

……関係ないが、この時のインタビューで「母はこの2月から太郎さんの妻とフィリピンに移り住む」とされており、実際は離婚し別の女性と男児を設けていたのだ、とも思い出すなどなど。