記事を書き途中にしていたら、開沼さんの素晴らしい記事が出ていたのでもうこれでいいんじゃないかな → 5分でわかる福島県知事選と日本政治のいま――社会学者・開沼 博|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン
それでも酔狂な方はどうぞ。
今更ですが福島県知事選が告示されました。今回は立候補者が6人と、佐藤さんと佐藤さんの2人が立候補して、結果佐藤さんが当選した頃を思うと、感慨深いようなそうでもないような。
さて、今回の知事選には前双葉町長の井戸川氏が立候補されています。鼻血との闘い、カッコイイデスネ。
ところが2013年の参院選ではみどりの風の公認を受けていたのですが、今回はどこからも支持・支援を受けていないようです。紛らわしいですが緑の党は熊坂氏を支持する*1とのこと。
……なんかページのヘッダメニューに「応援メッセージ」があった気がするが気のせいだ!そのリンクが一時404だったこともな!
他にも熊坂氏を支持する著名人や団体は多く、金子勝教授、嘉田由紀子前滋賀県知事、緑茶会等、分かる人には分かる面子やもしれませぬ。
あと、「ふくしまスクラム」と言う名の、2011年に山本太郎の応援を受けて県議会議員選挙に落選した方が共同代表を務める団体があるのですが、独自の候補擁立を断念して熊坂氏支持に回ったとのこと。
勿論井戸川氏を支持する人がいないわけでもなく、なんだか都知事選を彷彿とさせる分かれ具合だなぁと。
しかしながら、福島県知事選において「脱原発」は争点になりえません。なぜなら候補者全員が「福島県内の脱原発」を掲げているから。これは2012衆院選・2013参院選での自民党福島県連も県内脱原発を掲げていました。
この点は「自然エネルギー推進会議」を今年5月に立ち上げた小泉元総理も指摘*2しており、無関心を貫いております。
それなら、脱原発だけでなく脱被曝を訴える山本太郎は? 反原連は? となるところですがこちらも沈黙を守っています。解散総選挙の確率が半々だとして候補者を募集したり、全国で演説*3し、9/13には福島市で行い「横につながっていきたい」*4と仰られていたのですが……どうされたのでしょう?
なんだか都知事選の、さらに冷えたものを感じますが、県民にとって有意義な選挙になることを望みます。