いろいろ言いたいことはあるが簡単に。
こんなブログを作っている自分でさえ「自分は福島出身だから~」「福島県民として~」とポジショントークするのに後ろめたさを感じることがある。東氏や津田氏の発言が賛同を得られないのは、それがポジショントークを隠せてないことにあると思う。
もちろん、全国からの支援はありがたいのだけど、やたら「福島に寄り添う」だの「福島県民は~」と騙られるの、同じ日本人だった筈なのに凄く疎外感を覚える。
あと、
東京の人間が福島の人の気持ちを代弁できないのと同じように中通りや会津の人が浜通りの人の気持ちを代弁することはできないし、その逆もまた然り。浜通りだって相馬、双葉郡、いわきでそれぞれ違う。避難で生じた「被害」と福島全体の風評「被害」では質も違うし風化を望むかどうかの違いだってある。
— 津田大介 (@tsuda) 2015, 3月 4
この視点は正しいのだけど、派生して「会津民が浜通りのことを偉そうに語るな」とか言い出すと、県民を分断する意図にもとられかねないので気になった。福島県は福島県全体での復興を望んでいるし、それは「福島」を「日本」に置き換えてもおなじでしょう? 震災を他人事だと思ってないか?
言いたいことの大体は下の動画にあるので、引用して終わりにする。
ためしに喧嘩を売ってみる/『私は、この動画を見ている誰より健康的で長生きしてみせる』