OCEP第五電算室

この国を今一匹の亡霊が徘徊している――クソネミと言う名の亡霊が。

2022年9月30日れいわ新選組"不定例記者会見" プリティ宮城市議のマルチ商法勧誘疑惑に関する問答文字起こし

承前

以前、弊ブログはれいわ新選組公認市議であるプリティ宮城千恵氏のマルチ商法・ポンジスキーム疑惑についてまとめた。

ocep5v.hateblo.jp

その後の2022年9月30日、れいわ新選組は国会内で記者会見を行い、この問題に対する党としての見解を発表した。弊ブログでは、この会見の宮城市議に関する発言、及び問答について文字起こしを行った。問題の整理の一助になれば幸いである。

なお、会見の翌日には宮城市議、及びれいわ新選組党本部からの声明が出されている。こちらもご参照いただきたい。

reiwa-shinsengumi.com

本編

会見は数十分と長かったため、いくつかのセクションに分け小見出しを追加している。また、れいわ新選組が公開しているYouTube動画も、そのセクション冒頭から再生されるように埋め込みを行った。

なお、当記事はれいわ新選組の主張を肯定するために作成されたものではない。ジュビリーエースが合法なマルチ商法ではないことは当記事内(琉球新報記者の発言)でも指摘があり、また筆者の見解としては前記事で挙げた通りである。

山本代表による冒頭発表(11:41〜)

youtu.be

山本:
お待たせいたしました、すいません、5分遅れました、始めさせていただきたいと思います。れいわ新選組代表、山本太郎です。れいわ新選組不定例記者会見ということになりますよろしくお願いいたします。
まず冒頭なんですけれどもれいわ新選組宜野湾市議、プリティ宮城千恵について一部報道されてることについて、私たちの方からお話をさせていただき、皆さんから、その後ご質問もしくは、別の件でもご質問いただければ、という風に思ってます。

内容をご存じの方、ばかりではないと思うので、簡単にお話します。
宮城智恵というのが先日ですね、私たちれいわ新選組の公認を受けて、宜野湾市議選で、当選を果たしました。
その宮城千恵の紹介から、仮想通貨に投資を行って、宮城千恵の詐欺行為によって損失を被ったとおっしゃる方の主張、そうおっしゃる方の主張がですね。それを紹介した報道というのが、沖縄タイムスによって出ました。もちろん、一部ネットなどでもそれが出ました。
でまあかなり、取り上げられ方としておかしな取り上げられ方をしてる部分もありますが、これに関して、党として調査を行ってきたところ、ということで、皆さんにちょっとそのご報告を、見解をお伝えしたいという趣旨がまず最初のものです。

で、これは何かっていうと。ネットワークビジネス、絡みの仮想通貨への、投資案件だということです。で、宮城千恵が個人としてこれに投資を行っていたことは事実ですと。そして、直接の教え子ではないんですけれども、教師をやっていた頃に、知り合った当時の生徒と卒業後に再開をしたと。行きがかり上、この投資案件を勧めたということも事実です。

まず、この件に関して問われるのは2点だろう、という風に思います。まずは違法性です。この違法性に関しては、つまりは宮城千恵が詐欺と知った上で、他人に投資をするよう呼びかけを行ったかどうかというものを問うものですね。
これに関しては、私たちは違法性を知りながら勧誘したわけではないという判断をしています。
この投資が詐欺であることを、宮城自身が知らなかったということですね。一般的な投資案件として、自分自身が投資を行ったと、そして人にも紹介をしたというのが事実関係です。

で、宮城千恵自身が例えばですけど、これを詐欺案件と分かっていたならば、彼女自身が被害を被るということはないわけですね。でも、事実上、ここには300万円もの損失を本人が被っているという部分があります。
この詐欺案件での被害総額というのは、650億円にも及ぶと。つまりは宮城千恵自身もこの詐欺に対する詐欺行為を……詐欺行為によって被害を被った被害者の1人であるということです。
宮城千恵は、違法性を知りながら勧誘したわけではないと、私たちの判断です。

では、2つ目なんですけれども。問われることの2つ目なんですけれども、やはり同義的責任という部分があるだろうと。違法性があると知らなかったとしても、同期的責任は問われるだろうとそう考えます。ま、日本政府自体が、大々的に国民に対して投資をしなさいということをあおり続けています。ま、そのような施策を打ち出すなど、ちょっと社会状況下としては、かなりずれたあの事態になってることは確かです。
でも、一方で元教師、で直接の教え子ではないにしても、元生徒という関係性、過去の関係性を考えるならば、投資を呼びかけるにしても、これは十分な配慮であったりとか、慎重さというのは求められたのだろうと、私たちはそう考えます。
道義的責任、これに対してどう考えるかどう取るかについては、一般的には謝罪であったりとか、 損失の補填とかが考えられるとは思うんですけれども、現在被害を受けたと言われる方々、被害を受けたと言われる方ですね。例えばAさんとしますか。この方に対して、宮城千恵が、宮城千恵との直接のやり取りで、弁護士を立てて訴えを起こすと主張されている報告を受けてます。
他にも、先方の主張と宮城千恵自身の、主張が食い違ってる部分があると。例えばですけれども、消費者金融に同席をしたというふうに、先方は主張されてるようなんですけれども、そのような事実がないというのが、宮城側の訴えであると。
被害を訴えてる方が訴訟を起こすと。そうおっしゃってることとか、様々な主張の食い違いということをはっきりさせるためには、これ宮城自身がこれは法廷で事実を堂々と主張する以外にないのではないか。そう考える部分もあります。党としての処分をどうするかってことなんですけれども、今時点での除籍などは考えていません。
もちろん、訴訟などによって、新たな事実が出てきたりとか、そういう事実関係が示された時には、必要な対応、新たな対応ということも考えられる可能性はあるとは思います。けれども、今時点で厄介払いということで切るというような話には、今のところならないとことです。 状況を見守りながら、ということになっていくと思います。はい、ありがとうございます。

で、この後、もしもこの件に関して皆さんからご質問があれば、お答えをしていくという形になるんですけれども、同席をしてもらっているのが、れいわ新選組の統一、地方選挙。そこにおいて、本部長代行を務めております。で、九州、沖縄の担当でもあります。大石晃子衆議院議員、同席しておりますので、主に調査という部分に関して関わってくれたということで、彼女の方からもお答えさせていただくことになるかもしれません、よろしくお願いします。いかがでしょう。

沖縄タイムス①(17:41〜)

youtu.be

記者:
沖縄タイムスのアラカキと申します、よろしくお願いします。今、冒頭の代表のご説明の中でもですね、その証言が食い違ってる部分があるというお話がありました。
弊紙の取材でもですね。元教え子の方がその出資や投資、セミナーへの参加を、直接本人から呼びかけられたというようなお話をしていて、一方でミヤギさんはそれを否定しているという状況なんですけども、その辺は党に対してというか、代表をはじめ皆様にどういう風にご説明を宮城さんがなさってるかという点についてお伺いします。

大石:
どうもありがとうございます。この件に関して、調査等を担当しております、大石晃子です。こちらで、さっきAさんと呼んだ、被害者と名乗っておられる方のAさんっていう部分で、今お聞きになったのは、その複数のネットワークビジネスとか投資に関するようなセミナーをAさんに、プリティ宮城千恵が誘ったかと。そういう事実をお聞きになってるんですよね?

それは誘いました。お答えになってますでしょうか。
そうですね、誘ったことは事実であるが、そのAさんがおっしゃってるのは、騙されて誘われた、騙されて被害にあったということを発信されておられるので、そこは事実と食い違いがあると、このように、あの宮城千恵は述べております。

山本:
ちなみになんですけど、これが詐欺案件でなかった場合に、そのようなセミナーに声をかけるということに関しては、何か問題があるんですか。沖縄タイムズさん。

記者:
すいません、ちょっとこちらの把握している状況と、少し説明が異なる部分があって……検挙されている投資グループの関係者の方々、というか、関係者の方ですね。男性という風に聞いてますけども、そういう方を紹介したっていうような事実を聞いていて、そういうことについての説明を本人がなさってるかどうかっていうのを一応確認したかったということでございます。

大石:
えーと……なんて言うんでしょう、今のお話で、あの報告は受けてますけれども、検挙されたというのは、具体的なお名前教えていただけますか?

記者:
ごめんなさい、検挙されたグループの関係者という風に聞いてます。その方が検挙されたというわけではなくて……。

大石:
検挙された関係者、という形で、宮城千恵さんがそこへの紹介、会わせたと。
で、Aさんがおっしゃるには、それで騙されて、被害を受けたとおっしゃってて、それは事実ではないという風に申し上げてて。で、今のも検挙された人に会わせたみたいに、多くの方には伝わってしまうんですけれども、なのでご確認したんですけれども、そうではないようなので、そういった形での事実の食い違い、あちらの発信のされ方っていうのも言ってあるということですね。
なので、もう少しご質問あれば、 あのこちらが聞き取った事実で、お答えできることはお答えしたいと思うんですけども。

記者:
わかりました。ありがとうございます。じゃあ、本人もそういう風なご説明で、っていうことであれば大丈夫です。

大石:
おっしゃる通りです。

沖縄タイムス②(21:10〜)

youtu.be

記者:
それとですね、今、旧統一協会のその霊感商法の問題とかっていうものが、ちょっと注目されている中で、同じように、そのマルチ商法、これまでもですね、いろんな被害があったりっていう、社会問題になったりっていう経緯もありましたけども、そういったことにですね、騙されていない、本人がその詐欺行為、っていうか、詐欺であるという風に認識していたかどうかっていう問題はあると思うんですけど。
そこに党公認の市議が関わっていたことについては、どういう風にお考えでしょうか、という点をお聞かせください。

大石:
ありがとうございます。えっと、マルチ商法、マルチ取引、ネットワークビジネスっていうものを法的にどういう位置付けになるか、でれいわ新選組はどう考えるかっていう形で整理してご説明したいんですけれども、というのも多くの方が、よく知らないと思いますので。
と言っても、数千万人の人がネットワークビジネスに何らか取引を行ったことがあると言われたり、すごくこの世の中には広がってるとは思うんですけどね。マルチ商法って言われるものは結論的には直ちに違法ではないっていう状況になってるんですね。じゃあ、違法なものというのが、例えばネズミ講とか、 マルチまがい商法とかそういうものがあって、どういうものかっていうと、ネズミ講だったら、お金を、こう下の、自分が誘いかけた人に、どんどんマージンを取っていって、で、これは同じようにやれば確実に儲かるんだっていう風にお勧めしていくんですけども、数学的に必ず破綻すると。
その連鎖取引がそのビジネスとして成り立つのはありえないということが、すでに数学的に分かりながら、それを隠してというか、その首謀者が勧めていくというような、明らかに現状もう違法になってるような取引というのがあって、そういうものは違法なんですね。で、一方でマルチ商法っていうのは、なんて言うんでしょう。固有名詞を出していいかわかりませんけど、健康食品だったり、あとは、よく効く洗剤だったりとか、高いなって思われるものが多いとは思うんですけど、そういうものを勧めていく。
で、その勧めた人は、紹介した人がポイントがもらえたりだとか、 または現金でマージンがあったりとか、そういうマージンを得ていくマルチ商法っていうのが現状、いろんな形で、もうこのようにいっぱいあって。それは直ちに違法ではないというような状況。

ですので、法的整理として、ネットワークビジネスとかマルチ商法っていうのは、まず違法ではない。しかしながらマルチまがい商法、いや、これはマルチ商法なんです合法なんですと歌いながら実は異常に高額な商品であったり、そのネズミ講に近いようなものであったりとか、そういうものが紛れ込んでしまう危険な商法でもあるというわけですよね。なので、マルチまがい商法とか、ネズミ講っていうのはま、違法なものだっていう風にちょっと区分けをして、世の中で今合法になってしまっているマルチ商法ネットワークビジネスっていうものがあるよという現実があります。
で、一方でれいわ新選組としてマルチ商法どう捉えるかというと、やはり……私としては歪んだ商法だなと思っています。
多くの方が多くの場合、被害が生まれてしまいますし、そして、そういう悪質なネズミ講に近いものも混ぜられて……本当にその商品がいいなとか、その化粧品がいいなと思って続けておられる方っていうのは、そういうビジネスは1点成り立つんでしょうけれども、 それと見分けがつかないものが非常に多くなってしまっているので、消費生活センターとか、そういうところでも、あの危険性を呼び掛けてますし、そういった商法であることは間違いがないです。

ちょっと長くなったんですけれども、沖縄タイムズさんの今のお話だと、そのマルチ商法が違法のように、考えられていると。党としては、マルチ商法というものは全く歓迎しない商法なんですけれども、違法ではなくも幅広く、世の中で行われているものにおいて、止める権限はないという認識ですので。マルチ商法っていうものについての整理はこのようになるんですが、ちょっと長く答えてて、ご質問にお答えできてるんでしょうか。

山本:
ちょっといいかな、すいません。えっと、沖縄タイムズさんの恣意的な、報道にはっきり言えば抗議したいんですよ。
だって、先ほどからのやり取りがを聞いてると、やはり、元ネタにちゃんと当たってないってことですよね。
一方からの聞き取りは十分にしたが、一方の主張は十分に聞き取ったが、もう一方からはほとんど聞き取っていないっていう状況。
で、今確認されてる状況だと思うんですけど。その確認が終えた上で、記事になるんだったらわかるんですけれども、どちらかというと、もう犯罪者扱いで、記事をバンと出されるやり方ってどうなのかなと思うんです。
で、今この場に及んでもネットワークビジネスというよりも、マルチ商法っていう部分を、統一協会と絡めながら、私たちに対して何かしらの、雰囲気を作ろうとしてるような気がするんですね。
おかしくないですか? だって、ネットワークビジネスマルチ商法ってのは、この国で合法的に許されたやり方じゃないんですか?
そこに対して、違法性、例えば詐欺的な手法を使ってってことであるならば、これは違法になるっていう立て付けですよね。
だから、聞き方としてどうなのかなっていう部分がある。なんか、記事の取り扱い方だったりとか。
で、確かにこの、ネットワークビジネスという部分において、その中の仮想通貨の投資に関して、それに関わっていた。当然うちの宮城千恵がそこに投資を行っていて、でその他の人にも投資を呼び掛けたということは事実であるってのは、冒頭申し上げた通りです。
一方で、宮城自身がこれに対して詐欺であるというような認識がなかったってことですね。事実本人にもこれは損害が生まれてるわけです。
そういう話ですよね。そこに対して、私たちとしてどう考えるかってことですけれどね。今、最後に多分このやり取りの中では、答えられてなかった部分だと思うんですけれども、当然、その詐欺っていうことを知らずに、その投資案件に、踏み込んでしまったこと。そこで、損害が生まれたっていうことに関して1つ……残念な思いですね。
で、それのみならず、当然、それを詐欺と知らずに他の人に声をかけてしまった。で、その人にも損害が生まれてしまったという部分に関しても、非常に、胸が痛いです。私どもとしても。
で、そこに対しての矛先を、おそらく宮城千恵に騙されてという形の報道を主導していったように、私たちは見えるんですけど。そこはやっぱり、これは事実関係っていうのは全てが明らかになったわけではないのに、そのような先行した報道のやり方っていうのは、ちょっとやりすぎじゃない? 私たちそう思うんです。どうでしょう。

記者:
宮城さんのご言い分も含めてですね、その教え子の方、取材した方のお話というものも、実際にやっぱり食い違いがあるという点についてもですね、しっかり記事の中では説明していると、弊社的には思っているので、その何か……。

山本:
違いがあるってことだけでしょ、説明してんの。その食い違いがあるっていう部分の前段の部分がでかすぎません? バランスがちょっとあまりにも吊るし上げに入ってるっていうような印象を受けます。
ちょっとやり方としてない。私そう思うんですね。公平公正な報道できてますか? それ。

記者:
こちらとしてはしっかり双方の言い分を聞き取った上でやってるつもりではあるので、しっかりご意見としては承りたいと思います。

山本:
ありがとうございます、他ございますでしょうか。

琉球新報①(28:47〜)

youtu.be

記者:
琉球新報のアンリと申しますよろしくお願いします。
ちょっとまずなんですけれども、勧誘をされたと……宮城さんが勧誘されたと、党の聞き取りにおっしゃってるとことですけれども、その勧誘の状況をもう少し詳しく教えていただきたいのと、山本代表がその報道に対して抗議したいということをおっしゃってますけれども、このどの部分が不適切だと考えてらっしゃるのか、先ほど当事者に当たってらっしゃらないっていうのは、その当事者というのは、いわゆるAさん側のお話をされてるのか。多分、宮城さんの証言は記事の中に盛り込まれてると思うので、そこは問題クリアされてると思うんですけれども。そのどういう趣旨で、双方の取材はできてないとおっしゃってるのか、その辺についてちょっとお聞かせください。

山本:
記事のバランスですね。そのバランスに関しては、当然、その編集権は報道する側にあるのは当然です。でも、やはりその内容として、書かれ方として、その360億円、50億円という被害を生み出す詐欺側に立っているというようなことが、誤解を招くような書かれ方であると。顔写真まで載ってますから、これ。そういった意味で、本当にその双方のバランスを取っての聞き取りがなされたかっていう部分に関しては、ちょっと疑問が生じるなと。
で、逆に言えば、断定的にちょっと見えるような、雰囲気ですね。例えば、見出しっていうこと。例えば、新聞の見出しのみならず、これはネットというところでも、かなり大きな広がりを見せてますから、そういった意味での見出しっていうところに、ちょっとなんだろうな。センセーショナルなものを、持ってきたいっていうような、そういう事実関係で、また、これはちょっと違う部分になってくるのかなっていう風に、私自身は思います。

大石:
どういうことをお聞きになりたいのかな、ということで、冒頭代表の方で、ネットワークビジネス、また、マルチ取引というものが違法ではない形で、この日本でむしろ投資というものは、国策として進められていて、という中で起きた、その詐欺被害、許し難い詐欺被害、の被害者になった宮城千恵というのがあって。
で、一方でその同義的責任というところは、重く受け止めるべきだというものもあって、かなり法的責任、違法と知りながら詐欺に加担したんであれば、非常に重大だと思うんですけれども、そうではない、という状況の中で、事実少なくとも、宮城側の述べる事実と向こうの述べてる事実とおっしゃってることに食い違いがあって、で争いにも一部なっているという状況の中で、やはりその違法性っていう部分と同義的責任っていう部分で、党としてはかなり違いが、あると思ってるんですけども。
で、その道義的責任部分において、かなり強調している記事という、そういう表現なだけですよっていうことなら、ニュアンスだったり、報道姿勢っていう幅なのかなと思うんですけど、こう詐欺、詐欺師そのものだのような、その印象づけるようなものであるならば、それは不当ではないかという考えがあるんですけども。そのように考えたんですが、それでよろしいでしょうか。

記者:
すいません、勧誘の状況をちょっともう少し詳しく教えていただきたいんですよね。だから、宮城さんがその元教え子とされるこのAさん、とどのような状況で、出会ってというか、一緒になって、そのどどういう場面でその勧誘して。で、例えばセミナーを一緒に行ったであるとか。で、どういう勧め方したとか、結構そういう細かい部分についてお聞きしたくて。
あと、今回、会見にその宮城さんご自身立ち会われなかった理由もちょっと教えてだきたいんですけども。宮城さん、ご本人のお口からちゃんと説明していただくのが1番、理解が我々も得やすいと思うので、その辺について、間接的なお話になってしまうと、どうしても行き違いも発生してきてしまうと思うので、その辺について、党の対応はなぜ、この宮城さんご本人が出られなかったのかっていうところも、ちょっとお聞かせいただきたいなと。

山本:
ありがとうございます。これは私たちが公認する以前の話なんですね。
そこに関しては、当然私たちに対して、公認に対する責任っていう部分、それの説明は必要になってくる部分だと思いますが、少なくともこれは私人であった時の、宮城千恵の案件なんですよ。
彼女が被害者であり、このネットワークビジネスの詐欺的……ネットワークビジネスの中でも、詐欺行為を働いたものたちに巻き込まれた案件なんですね。
ここに関して、私たちと一緒にってことにはならないですね、なかなか。当然、これに関しての説明であったりっていう部分に関しては、何らかの形を取って、宮城千恵自身が行うものだろうという風に思ってます。一方で、少なくとも、先日の選挙ではれいわ新選組公認という形で、選挙に出たわけですから、そのことについて、私たちから一定の説明、党で行った調査っていうものを基に皆さんにお話しするということは必要であろうと。それ以上でも以下でもない話です。で、勧誘についての、どのようなやり取りがあったかってことをお聞きしたいってことですよね。先ほどのじゃ、そこを説明してもらっていいですか。

大石:
あまりたくさんのことを全て申し上げることはできないんですけれども、多くの方が知りたいであろうききっかけというところなんです。

山本:
説明にちょっと今入ってくれたとこなんですけど、あまり多くのことは話せないっていうことに関してのちょっと説明が必要だと思うんです。
1つは何かというと、先方の方から訴訟の準備をするみたいなことをですね。直接的に、宮城千恵の方に、連絡があったってことは、先ほど私が冒頭申し上げた通りです。
つまりは、これから訴訟に発展するということを考みると、隅から隅まで私たちが説明をするということは、なかなか叶わない。当然ですね。そういう部分があります。それをまずお伝えしたいと。
そして、本件に関しての一定の説明というものは、調査をした範囲内から、伝えることはできますが、それ以外に関して当然これ個人情報も含まれる問題になってきますから、全てお話しできるということではない。
ただし、今問題になっている、この件に関して、私たちが調査をしている範囲ではお伝えすることを、私たちはやるために今日、マイクを握っています。

じゃあ、続けてお願いします。

大石: はい、きっかけというところなんですけど、その2020年に。
宮城千恵さん自身は、あのネットワークビジネスにはかなり没頭していたと。はまっていたっていう事実は、もう申し上げた方がいいとは思うんです。ただ、その全ては違法ではないので、ネットワークビジネスが。それをこちらで洗い浚い、その言うというのは、権利のないことだと思いますので控えますが、 あの大きくは2020年とか、その前年度ぐらい。宮城千恵さんは、ネットワークビジネスにははまっておられました。で、2020年、まあ、その詐欺案件というか、仮想通貨の投資案件の、その方……いや検挙された方じゃないですよ。あの、宮城千恵さんが、そのリーダーって言うんですかね。そのネットワークビジネスの上位にされていた方、その方が1年で4億円を稼ぐと称して、かなり豪華な生活をされているという方が、Bさんとお呼びすると、そのbさんのマンションに宮城さんが訪れたんです。
で、豪華なマンションなんですけれども、でそこのマンションで、住んでいた元生徒さんとそこでばったりあったっていうのが、そのまそのAさんですね、そのAさんとの出会いです。そこから、関係性が始まるということで、この投資詐欺を良い話ともまるで信じ込んでいた、宮城千恵さんが、元生徒のそのマンションでばったり、出会った……Aさんと投資のことについて盛り上がったと。LINEで盛り上がったと。で、そのAさん、元生徒さんも信じてしまって、被害者になっていくということですね。そのようなプロセスっていうものは、細かく追わせていただきました。
そのような経過で、そのプロセスの中で、先ほど沖縄タイムスの記者さんがおっしゃってたような勧誘ですね。その複数投資案件の勧誘、また、この勧誘っていうものもあった、というのは事実です。

琉球新報②(37:33〜)

youtu.be

記者:
ありがとうございます。で、今おっしゃったそのネットワークビジネスに没頭されていたっていうのは、この当該、その案件のこのジュビリーエースの案件以外にも、何かやられてたんですかね。で、これちょっと、一応私、裁判記録一応拝見して、整理するため見たんですけども。これ、いわゆるネットワークビジネスには該当しないという判決になってると思うんですよ。
金融商品取引法違反事件なんで。要するに届け出をしてなかったということで、まあそ有罪判決で出てるんで。それで要するに被疑者というか、元被告ですかね、元被告側の主張で言うと……これはネットワークビジネスではなくて、あくまで金融商品であると。で、一応その裁判でもそういう形にはなってるので、ネットワークビジネスと仰ると、別のネットワークビジネスのお話をされてるのか、あるいは今回のそのジュビリーエースの案件のことをおっしゃってるのか、ちょっと整理がつかないので。

あと、宮城さんがそのネットワークビジネスにはまっていたっていうのは、広くそういうなんて言うんですかね。金銭的な利得を得たいから、いろんな投資案件に手を出していたとか、そういうニュアンスでおっしゃってるのか、今回のジュビリーエースの案件、ただ1つなのか、その辺もちょっと教えていただきたいんですけれども。

大石:
質問が複雑で、お答えを1対1でできるかわからないんですけれども。ネットワーク……どこから答えていいんでしょうね。ネットワークビジネスには、彼女が少なくとも、ネットワークビジネスと認識して投資したものというのは、ジュビリーエース以外に複数あります。
ただそれはその結局ネットワークビジネスと誘いかけて、詐欺集団がネットワークビジネスと誘いかけて仮想通貨の投資など行わせてるという実態から考み、その、宮城千恵さんには、それはもう出金停止などのその問題が起きるまでは、多くの被害者には分からないわけなので、彼女の主観においては、ネットワークビジネスというものに、その……ハマってたと。
そのように彼女の主観においては言えるわけなんですけれども、それがその結果として詐欺案件であったかどうかっていうのはなかなか……多くは事後にジャッジされてしまうものだとは思うんですけども。っていうお答えとしては、1件ジュビリーエースだけなのかと言われたら違いますと。2個以上あります。というお答えにはなります。で、まだこれで答えれているのか、何かまだ他にお聞きになってましたかね?

記者:
ありがとうございます。で、その点踏まえてなんですけども、ちょっとそのなんて言うんですかね。こういうと、投資の案件って、コロナ禍においても非常に増えていると思うんですけども、その仮想通貨取引であるとかですね。
ま、要するにその不労所得を得たいということで、皆さんそのなんて言うんですか、その投資とかに熱中される側面があると思うんですよね。それは生活が苦しいという背景ももちろん、そのれいわさんがおっしゃってるような、日頃おっしゃってるような政策に、政策で掬い取ろうとされてる庶民の方々の、今生活の現状があると思うんですけれども。その中でなんて言うんですかね。安易にそういうお金を稼ごうというか、濡れ手に粟でという、そういう発想だと思うんですよ。もう、その今回のジュビリーエースにお金通してしまったっていうのは。
でプリティ宮城さん、ご自身は、元教員でいらっしゃるので、それほどなんか生活困窮されてる方ではないと思うんですよね。状況としてですけれども。で、その中でそういう、その中でもさらにそのお金をより稼ぎたいというな、なんていうか、利潤を第一に考えてらっしゃる人間性なのかなと。こうこういう報道を見ると、まあちょっと感じてしまいしまうんですけれども。そういう方を候補に選んでしまったという、れいわさんのご見解というか、そういう方を公認してしまったというれいわさんのスタンスというか、それをちょっと代表にもお聞きしたいなと思って。

山本:
ありがとうございます。もうすでにそのことに関しては答えてますが、もう1度答えますね。で、いくつかの質問に似たようなお話があったので、それに1つ1つ答えなきゃいけないと思ってます。
で、もしもこの投資案件に関してそのようなお考え、濡れ手に粟ってものを狙ってるんだっていう話になったとしたら、この社会に存在してる投資案件のほとんどがそれに当たりませんか? そうですよね?
なので、実際のこの社会的状況と、私たちが目指してる政策っていうところには、なんだろうな、親和性みたいなものっていうか、イコールで繋がってるものはないです。
つまり、何かっていうと、やはりどうして例えばですけれども、沖縄県内においても、こういったマルチ商法であったりとか、 他にもこういった、ネットワークビジネスというものが、広がりやすい土壌であるということは、弁護士グループからも指摘がありますよね。過去に。

どうして、そういう状況になるんですか? ってことを考えたら、もちろんこれ、沖縄だけには特定された問題ではないですけれども、 当然これまでの、25年以上の経済不況にコロナがやってきて、物価高とか様々なものが要因としてあって。要は賃金上がってない、下がり続けてる。働き方も、やっぱり壊されてきてるっていうような状況があるわけですよね、一般的に。当然、今の給料で食べていこうと思ったらなかなかそうはいけないから、ちょっとでも、自分の持っている、使えるお金を増やそうということで、みんな祈るようにして、投資をしてるわけですね。
おそらく、その宮城千恵という中にも、そういう思いはあったでしょう。
学校の先生やってたから、裕福ですってことにはならないと思うんですよ。もちろん、退職金があったりとかあるでしょうけれども、彼女自身、先ほど大石の方から、ネットワークビジネスにハマっていたという言い方がありました。けど、私はこれが正しい言い方かどうかわかりません。熱心にはやっていたんだろうと思います。
でも、その熱心っていう部分に関して、ちょっとでも贅沢したいからとか、ちょっとした小銭にいろんなところで稼いでやろうとかっていうようなものよりかは、 今の暮らしよりも少しでも良くしたいっていう思い、これは投資するすべての人々。特に高所得者であったりとかっていう人たちには共通するものではないけれども、この国に生きる多くの、もう格差が開いて、地盤沈化した人たちの最後の蜘蛛の糸みたいな存在になっちゃってるんですね。

で、そこに対しても、国はさらに投資をしていけと、ハードルの低い商品をどんどん紹介していくような形を国自身が行ってます。
これが現実です。で、そういった投資案件であったりとか。このネットワークビジネスマルチ商法というのは、この国においては違法ではないわけですね。
で、先ほどのお話があった届け出をしていなかったってところがアウトになったって言いますけれども、でも、やろうとしていることは、それに類似したようなことだったわけですよね?
だから、ここに線引きをするのはなかなか難しい、そう思ってます。
アウトになった案件は、届け出だったかもしれない、でも、手法としては、合法的なネットワークであったりとか、マルチっていう部分の、手法ってものもやっぱり取り入れられてるわけですよね。
そう考えるならば、こうこれがこれで、これがこれっていう風に綺麗に切り分けられるものではない。グラデーションが混ざり合って、グラデーションになってるものなんだろうっていう風な理解が必要なんだろうっていう風に思います。
で、一方で、現下のこの社会情勢が、そういった地盤沈化した人たちの、命綱と言いますか。最後の蜘蛛の糸みたいな形になってる状況の中での投資というものに関して、やはり、そこにちょっと、手を出してみようと思う人たちが増えていく状況は仕方がないと思うんです。
でも、私たちはこの投資が悪いとか、こういった、ネットワークビジネスっていうものに対して、もうこれなくすべきだという考え方を直ちに取る、というものではないです。何かというと、やはり、ここまで社会的に地盤沈化した原因を作った、経済政策であったり、政治のあり方を改めていきたいという考え方ですね。
だから、ここは切り分けてお話をしなきゃいけない部分だと思ってます。

れいわがそういう考え方をしてるのに、そのようなことに手を染めていた、そういう投資を行っていた候補者を選んだことはどうなのかってことに関して、別に、それが私は詐欺案件でなければ、これ問題視されましたか? されてないですよね? じゃあ、彼女が宮城千恵がこれを詐欺案件だということを分かった上でやっていたのかってことです。

もしもそうであるならば、当然これはもう一緒にはやっていけません。これまで行ってきた聞き取りにおいて、それはないということがわかったってことですね。私たちの間でなので、除籍という形にはしない。 まあ、少しでもこのような揉め事になったっていうところは、当然切っていくっていうのが、組織運営としては、常套手段かなと思います。それを組織が守ることだろって。

でも、何かしらでこう失敗した人をすぐに切ってっていうこと、っていうのは、私たちの考え方とはなかなか相い入れないものがあるってことです。本人がその誤りを認め、改めていきたい。これまでは、その目の前の生活っていう部分だったり、底上げしたいってことで、投資に手を……足を踏み入れてきたことはあったけれども、そこからはやっぱりもう改めるという気持ちを持っている。

そういうことではなくて、あの、もっと違う形で社会に対して貢献をしていけるようなこと。 目指すべきだって、私、はっきり言いましたけどね、本人にあのねって投資に向いてないんです、あなたって言いました、これまでのなんだろう、その投資における戦歴と言いますか。勝敗を見れば、どちらかというと、搾取される側なんですよ、思いっきり。それが詐欺案件でなかったとしても。だから、そういうものとはもう距離を置いて、彼女自身の本来持っている、本当の意味での社会貢献ができる、1番太いポリシーの部分、戦争のない沖縄、平和の沖縄、みんなが暮らしやすくなるような沖縄、っていう部分に関して、彼女自身が全身全霊を注ぐっていうことを、やっぱり約束しないと、これは一緒にやっていけない。というような話合にはなりました、はい。

なので、私たちがこの案件についてどう思うかってことなんですけれども、公認したことについて、どう思うかってことに関しては、公認前には、一定、そういう健康食品とかっていうものには、あの興味を持っていた、っていうことは、当然スクリーニングの中では出てきますけれども、それは違法ではありません。逆に言えば、体にいい水だったら飲みたいって人たちもいるわけだから、 そういうような、やり取りのなか、そういうものがあったとしても、なかなか、そこを除外していくっていうことは、私たちの中にはなかった。
ま、これからはそういったところも、入口に慎重に見極めていく必要があるな、という意識にはなっておりますけれども。宜野湾市議選の前にそのような、切り分け方はしなかったってことですね。で、実際に選挙に入っていきながら、 彼女が受かって、そういう案件があるってことを、私たちの耳の中に入ったと。そう考えた時に、やはり投資というものを、しかも、こういうようなネットワークビジネスっていうものは、違法ではないけれども、その中に違法性のあるもの、詐欺的手法を用いたっていうものに、彼女自身が引っかかって。それを詐欺だとは知らず、他の人にも紹介をしてしまったってことに関しては、先ほど言った通り、違法性がなかったとしても、これは道義的な責任という部分は問われる部分だろうと、冒頭でお話させていただいた通りです。

他いかがでしょうか。

デイリースポーツ(49:38〜)

youtu.be

記者:
デイリースポーツのスギタと申します、よろしくお願いいたします。ちょっと確認なんですけれども、調査はあのやり方と言いますか、どういう風に調査。例えば沖縄まで行って面談した、山本代表は会ったか会ってないか。大石さんは会ってるか会ってないかとか、調査の面談をされたとしたら、どのようにしてされたということ。確認で教えていただきたいんですけれども。

大石:
ありがとうございます。私が九州沖縄ブロックの担当しておりますので、私をメインとして、プリティ宮城千恵さんへの直接的な聞き取り……沖縄には行っておりません。 日程の都合で、沖縄には行っておりませんが、電話ですとか、またはオンラインでのミーティングですとか、どっちかというと証拠ですね。ま、ご本人のその主観も非常にこれ含まれてる件ですので、もちろん主観もお聞きしますし、その経緯をまとめさせるというか、まとめていただくというようなことですとか。LINEのやり取りの記録、それから録音されていたものですね。
そのやり取りがある方との、その会話の録音されていたものなどの、まあ、記録から、調査したという次第です。

記者:
てことは、主にオンラインで、宮城さんと面談をされたっていうことですね?

大石:
本件調査に関して、私が宮城さんに、顔対顔で、あのお会いしてはいません。はい。

山本:
国会議員として、まあ、九州沖縄担当として、直接沖縄の地を踏んだわけではない。本件についてですね。日程の都合で無理だったってことですけれども、もちろん、それ以外にも弁護士であったりとか、現地の協力者という部分、信頼のおける協力者という部分が、宮城からの聞き取りは直接現地で行っていると。で、全体を通した、zoomであったりとか様々な、もちろん、大石衆院議員と直接宮城とのやり取りもあります。けれども、それ以外にも様々なところから聞き取る、様々な形で聞き取るということをやってきたということだと思います。

記者:
すいません、あと、もう1点。えっとー宮城さんも被害者だということで、この今回のあれで宮城さんがどれくらい損害を被ったかっていうのを、もし分かればでいいんですけど、ちょっと教えていただきたいと思ってます。

山本:
先ほど、私が冒頭に皆様にえー状況をご説明しますと、簡単なお話をしましたけれども、そこでも申し上げました。300万円ということです。

記者:
わかりました、ありがとうございます。

山本:
他いかがでしょうか。

沖縄タイムス③(52:35〜)

youtu.be

記者:
沖縄タイムス、アラカキです、すいませんよろしくお願いします。本人の除籍については、現在はそういう話にはなってないということですけど、あの本人も党のその聞き取りなどに対して、なんていうか、これからも市議として頑張っていきたいというような、お答えというか、皆さんにもされているという理解でよろしかったでしょうか。

大石:
簡単にはそうです。ただ、ご本人自体は教師という責任と言いますか、道義的責任も強く感じておられますし、慣れない……まず、市議になったことがありませんので、そこも慣れないことがすでに、もう責任として始まっており、また報道やSNSっていうところで、まあもうそういうなれない……新しい世界という中で、自分の責任も感じて、かなりショックを受けておられますので、そんなになんていうんでしょう。もちろん、 私たちも頑張ってその失敗を認めて、これから新たな社会貢献できるように頑張っていきましょう、っていう、私はそういう常に常に、あの宮城智恵さんにそのように言ってますし、そうですってそうしましょう、って言っていただいてますけど、なんて言うんでしょう。こう、元気溌剌っていうわけではなくて、非常にショックを受けて反省しておられるような状況です。

山本:
他いかがでしょうか。1番前です。

日刊スポーツ(54:06〜)

youtu.be

記者:
日刊スポーツのテラサワと申します。今回のこの件に関してなんですけれども、確認というか、ちょっとお伺いしたいんですが、 あの時系率で言うと、あの党がいつこの案件のことを知ったのか、選挙中にそういうことを知ったというようなお言葉もなんかあったように気がするんですけれども、 その時系列かなんかいまいちちょっとあの把握できなくて、そこのところをもし、教えていただける範囲で結構なんですけど、お願いします。

大石:
時系列の流れとしては、先ほど代表が申し上げた通りで、選考の過程でも、そういった健康食品というか、気に入ってお水を買っていらっしゃるんだなとか、そういうことというのは、当然スクリーニングと言いますか。普通に把握はするわけですけれども、合法だということで、というのは、先ほど代表が申し上げた通りの方針で進めてたんですね。で、この件、ジュビリーエースの件というのも、グラデーションにと言いますか。その何日にはい発覚、というわけではないわけなんですね。そのいろんな発信というものが行われてきますから。で、それは把握しているつもりなんですが、21日 に党として、代表の指示という形で調査を始めたっていう、そういう次第です。

山本:
他いかがでしょうか。

琉球新報③(55:43〜)

youtu.be

記者:
琉球新報アンリです、すいません、何度も。確認なんですけども、先ほどのその時系列のお話の中で、その健康食品を買っていることを把握しているというようなお話あったと思うんですけども、この健康食品というのは、ジュビリエースのお話とは、別のお話なんですかね?

大石:
別のお話です。

記者:
別のマルチ的な。その手法を用いた販売書を用いた健康食品ということなんです?

大石:
おっしゃる通りです。

記者:
差し支えなければ、その有名なあれなんですか。例えば、アムウェイであるとか、そういうことなんですか。

大石:
申し上げると、 「美・Style」っていう、美しいに、英語のスタイルで「美・Style」っていう会社が行っている、そのプロトンっていう、お水ですね。ですとか、様々販売を行っていらっしゃるそうなんですけども、かなりそのネットワークビジネスの中でも、その上位に急上昇されている会社さんなんですけれども、そこの商品をまあ買っていたと言いますか、そこの会員になってたということですね。

記者:
言い方はちょっと悪いかもしれないですけども、そういう、マルチとかそういうような手法にはまりやすいというか、手を出しやすいような体質の方ではあって、それを認識した上で、その公認をされたということですかね。

山本:
ちょっと乱暴かな、考え方として。と思います。私たちが事前に分かっていたのは、健康食品的なもの、体にいい水なのか、おいしい水なのか、よく私自身は存じ上げませんが。そういうものを買ったりとかしていた、会員になっていたってことは、分かっていたってことです。
なので、元々だからそういうような、なんだろう……こういうマルチ商法大好きで、片っ端からやってました、結構被害も生まれてるような案件にも手を出していました、ということは、え、その時点では確認できなかったということですね。確認っていうか、確認できるようなものは出てきてなかったってことです。
私たちが見れたものが、その水のことだった。水のことっていうか、その美・Styleさんだったってことですね。

大石:
ま、ただ一般論としてね、記者の方がそのようにおっしゃる、その気持ちは理解できると言いますか、そのように問われて当然だなっていう風にも思います。 はい、ただ今そういう社会だっていう私自体はものすごくそういう社会に危機感を持ってましたし。
だから、その違法ではないし、こんなに広がってて、なかなかそれをゼロっていうふうにはいけません。いけませんけれども、何らか、変わっていきたいなと、生まれ変わっていきたいなと、 宮城さんもおっしゃってるので、またそれは近々声明にされると思います。けれども、またそちらもぜひご確認いただきたいなといただいて、また厳しいそのご質問。記者の方の、そういった評価っていうものも、お受けすることになるだろうとは思います。

山本:
他ございますか。大丈夫ですよ、重なっても。あの、お答えっていうか、質問される方が重なっても問題ありませんよ、いかがでしょう?

よろしいでしょうか。この件に関して。はい、それではまず冒頭、宜野湾市議、宮城千恵に関する一部報道についてということで、時間を設けさせていただきました。