OCEP第五電算室

この国を今一匹の亡霊が徘徊している――クソネミと言う名の亡霊が。

「山本太郎ファンクラブじゃない」「無理に活動しなくていい」……れいわ新選組山本太郎代表の前橋街宣(2020年10月)文字起こし

「【れいわが群馬にキタ━(゚∀゚)━! 】前橋駅北口 ゲスト:前衆議院議員 宮崎タケシ 山本太郎 ソーシャルディスタンス街宣 10月16日 17時」00:50:48 より引用

前置き

筆者がTwitter等で度々言及している、2020年10月16日に前橋駅北口で行われたれいわ新選組山本太郎代表の街頭演説の一部文字起こしを行った。なぜ度々言及しているかと言えば、この街宣ではれいわ党本部とボランティアの関係、また山本代表が考える「草の根運動」とはどういうものなのかが現れているように思えるからだ。

もちろん、この街宣が行われた2020年10月と、今(2022年11月)では状況が幾つか異なる。

2020年10月といえば、都知事選と「命の選別」騒動が発生した後。国会議員は2名で、山本代表は議員ではない。役員も、代表と同年8月に決まった副代表2名のみであり、幹事長といったその他ポストは存在せず、あとは予定候補者が複数名いるのみである。東京五輪前後に行われると山本代表が予想していた解散総選挙はなく、この翌月には党本部が、バリアフリー対応工事済みの赤坂から現在の麹町の雑居ビルに移転することとなる。

また文字起こしにある通り、この頃は明確に地方選や地方組織へのコミットを否定していた。しかし2021年には都議選で候補を出し、同年衆院選後は統一地方選への候補擁立を宣言している。日光・宜野湾での公認候補擁立や現役市議の入党はご存知の通り。

一方、いわゆる県連にあたる地方組織の設立については今も否定されている。

ocep5v.hateblo.jp

そして、この群馬勝手連が求めている「希望や要望を受け止めてほしい」というものと、それに対する党本部、山本代表の反応というのは変わっていないようにも思える。地方組織の設立という点だけでなく、2022年参院選で埼玉で起きたトラブルと、「ジャッジしない」と回答した山本代表兼選対委員長の件からもそう考える。

togetter.com

togetter.com

群馬勝手連についても補足をしておく。

先述した「命の選別」騒動において、群馬勝手連は党本部に要望を出し、また Change.org で署名活動も行った。

www.change.org

この街宣の後、群馬勝手連は進めていた組織化の解体を宣言。山本代表の回答を受けての宣言であることは言うまでもない。

本題(00:51:00〜)

youtu.be

質問者:
こんばんは。わざわざ群馬までありがとうございます。
太郎さんの街宣でよくコントロールのきくアイコンを国家に送ってくださいみたいなことを言ってると思うんですけど、れいわ新選組は地方組織とか議員をつくらないというようなことも言ってたと思います。
去年立ち上げたばかりなのでそこは理解できるんですけども、ポスボラとかをしていると自民党とか立憲民主などの地方組織とか議員とかがある政党の強さをとても感じるんですね。
そういった政党は地域での陳情とか党への要望とか選挙区の議員だったり地方議員だったりで、それが党がどうかは別として訴えることができると思うんで、そう身近に感じると思うんですけど、その分支持を集めやすいと思うんですよね、特に地方だと。
れいわはそれを聞き入れてくれるような存在だったり組織が今ないと思うんですね。
じゃあせめて僕、群馬の勝手連でボランティアをやってたんですけど、ポスボラの。
組織化しようとすると党が他の勝手連と一緒になろうとするとちょっと嫌がるみたいな話を聞くし、太郎さんすべて一人で全国の都道府県に回れるわけじゃないと思うんですよね、市町村。
それでどうやってその支持が集められるのかな、集められると思っているのかなというのがちょっと疑問に思っています。

山本:
ありがとうございます。
れいわ新選組代表の山本太郎前橋駅前にお邪魔しております。
皆さんからいただいた質問にお答えをするということをやっています。
お時間ない方、チラシだけでもどうかお持ちください。よろしくお願いします。
質問いただいた方ありがとうございます。
勝手連で活動してくださっていたということですね。
私たちれいわ新選組は国政政党なんです。
で、今、2議席を持ってまして、一応。
2議席を持ってまして、で、一応これ国政政党なんです。
で、そういう形で地方組織というものを作っていかないのかというお尋ねなんですけど、これは私たちの考え方からすると地方組織はまだ作れない。
根本的にはまだ作っていかないという考え方です。
それはどういうことかというと、その中央に、中央にお願いしますということを投げ続けることでは、世の中変わりませんよ。
代表山本太郎もバッチがなくて、2議席がないんですよ。
そこに対して、あなたの地域で何か問題があるときに、その地域の人たちが固まって、何か力となれるような、そういう勝手連みたいなものが全国に作っていける方が、日本を変えの早くないですかということなんですよ。
山本太郎に頼っているというような組織であるならば、そんな弱いものないですよ。
超脆弱、はっきり言っちゃうと。話戻りますね。
何かというと、一番何やりたいか。私たちは組織化はしないということを最初に言いました。
これには理由2つあります。1つは、れいわの看板を地方で背負って、それで議員を作り出すということは、はっきり言うとやりたくないんです。
だって、今の政治のあり方をそのまま踏襲することになるでしょ。
だから、地方議会の中に、そのしがらみをもう1つ増やすことになるだけなんですね。
じゃあ、私たちが何をやりたいかといったら、例えば、群馬の勝手連というものがあるならば、その勝手連が、自分たちの地域から、その仲間から、じゃあこの人を次の町議会議員に出そうとか、市議会議員に出そうとか、はては国会議員に出そうとか、っていうような集まりになっていってほしいんですよ。つまりは何かって言ったら、地方政党ですよね。群馬における地方政党、前橋における地方政党、そういうものが大きくなっていくっていう方が、これ日本を変わるのに一番近道、そして一番必要な力だと思ってます。
れいわ新選組を応援していただけるっていうのは非常にありがたいし、応援していただかなきゃ私たちは力がないです。
少しでも多くの方々に知っていただけたり、ポスターを貼っていただけるっていうのは非常にありがたいし、頭の下がることなんです。
でも、その組織というものをれいわ新選組の応援ということだけでつながってしまうと、やはりもったいない。
勝手連という形をとりながらも、人がつながっていく勝手連にして、自分たちの仲間内からこの群馬県の政治を地元から変えていくっていうような形にしていってほしいんですよ。
これ全国そうなんですよ。
その地方政党が、もしくはそこから生まれた地方議員、もしくはもっと大きくなって地方政党となった場合に、それこそ国政と連携していくっていう方が、よほど大きな力になると私は思うんですね。
で、それが理由の一つ。
それぞれの地元で、それぞれの地元の課題を改善していくような、シェアしていくような塊を作っていってほしい。
それが一つ。
で、もう一つ。もう一つは経済的な部分。れいわ新選組の組織を、例えば前橋に作りますってことになりますよね。
なったとしたら何が必要か。やっぱお金必要なんですよ。
事務所を借りる。そこに対して人を雇う。
それを全国展開やっていけるかったら、とてもじゃないけどできない。
二つの理由。
だって二人しか国会議員いないんですよ。
党としての体をなしていない。そういうことも言われます。
でも私、それ言われても、当然でしょって思います。
だって、二人しかいないグループなんですよ。
他の政党と比べられます? 自民党とれいわ。
政党っていう共通点はあるけど、ものが違いますよ。
れいわと共産党、れいわと公明党、れいわと旧民主党、比べようがない。
だって、一から組織作りした人なんて誰もいませんよ。
今挙げたグループの中の方々。
もともと組織っていうものがあった中で、それを経験してきた人たちが、また分離をしたりとかして、ひっついたりとかしながらやってきたわけでしょ。
これまでの政治のないスタイル、政治の場にはなかったスタイルを私たちは作っていくってことで始まってるんです。
当然、政党として体をなしていないって言われたとしても、
いろんな意味においてそうでしょうとしか言いようがない。
はっきり言っちゃうと、私たちは政党ではありますけど、町工場なんですよ。
町工場であり、そして、屋台村なんですよ。
屋台村という敷地、プラットフォームがある。
これが政党だと思ってください。
国政政党としてのプラットフォーム、最小の。
屋台村の敷地の中に屋台村の村長がいて、他にも腕を振るいたいっていうような人たちがいる。
難病という課題に関して料理を振る舩後さん。
重度障害という観点から腕を振る木村栄子
他にも、これからこのプラットフォームの中で、屋台を出していきたいっていうそれぞれの問題課題を持った人たち。
その集まりなんですよね。
この小さなグループの中で、かなり大きな、このグループの中で対応できることっていうのはかなり狭まっちゃう。
だからやっぱり皆さんの力、お借りするしかないんです。
勝手連として動いてくださる方、その地域で活動をしていってくださる方、れいわ新選組への応援、非常にありがたい、頭が下がる。
一方で、その地域変えていくっていうような集まりにしていっていただきたい。
だから一緒にやろうって言ってるんです。
いつも私が言ってるのは、皆さんのお力をお貸しくださいと。
一緒にやっていきましょうっていうのは、れいわ新選組を大きくするために一緒にやっていきましょうということも、もちろん意味合いとしてはあります。
でも日本を変えていくのに、れいわ新選組っていうプラットフォームだけだったら、これ心許ないじゃないですか。
そこにいるのが山本や木村や舩後っていう、この小さな船じゃ心許ないじゃないですか。
まずあなたの地域から集まった仲間たちと、どう変えていくかっていうことにまで発展していくような、地域制度を目指していってほしい。
じゃなきゃ日本変わりますかね。
それぐらい大きい形でのみんなのつながり、もちろん至らない点しかないですよ私たち。
至らない点しかないです。
でもそんな中でもつながっていきながら、変えていきたいっていう思いですね。
すいません。
よかったらマイクをお持ちいただいて。

質問者:
ありがとうございます。
僕の仲間たち、ボランティアの仲間たちが、ちょっと濃い話になっちゃうんですけど、
正直都知事選とその前後のごたごたのところからで、実は群馬の勝手連の人たちの多くが、ポスボラとかの活動をやるエネルギーがなくなってしまっているんですね、今。
その声を届けたくても、なかなか届いているという実感がなくて、今も僕のこの演説、じゃない、演説じゃないです。演説は太郎さんがやってる。 僕は質問してるだけなんですけど、僕の質問を聞いた仲間が、例えば今、地方議員というか地方の政党を作ってくれって話になるんですけど、ボランティアがお金とか資金まで出して、そういうものを作らなきゃいけないのかとか、作ることを求めているのかと、そうすると資金がある人じゃなきゃいけなかったりするし、ボランティアをやってる仲間たちとしては、例えば心の部分で、例えば僕たちがこうなってほしいとか、そういう要望だったり希望だったり受け止めてもらってるっていうのがあれば、まだ頑張れるっていうのがあっても、今はちょっとそういう実感がみんなないみたいで、活動が止まっちゃっているのが現状なんですよね。

山本:
はっきり言っちゃうと、無理に活動しなくていいです。
無理に活動しちゃうと、その傷は深まると思うんですよ。
私はそう思うんです。
だって自分がやる気のない時にやらなきゃいけないことってすごく嫌ですよね。
そういう時はやるべきじゃない。
だって勝手でなんですから。
だってボランティアなんでしょ。
強制じゃないんですよ。
さっき私が言った、地域政党にまで育っていってくれたら最高だなっていうのは、すごく大きな目標なんですよ。
で、自分たちの仲間から議会に送り込んでっていう、自分たちの地域を変えていくっていうような動きになっていくっていうのが本当は必要なんですよ。
れいわの看板で、なんとか地方議員で滑り込まれへんかなみたいな人はいらないんで、ハッキリ言っちゃったら。
逆にそういう地方議員というか、地方議員にチャレンジしたいっていう人は多いんです。
逆に言ったら、誰でも言うわけじゃないでしょう。
国政選挙において出たいですってエントリーしてくる人1000人ぐらいいるんです。
これを精査するだけでもむちゃくちゃ時間がかんです。
で、実際に公認までいったけれども、公認外すっていう人も中にはいたんですね。
次の衆議院選挙の中に。
当然いろんなことが後から分かってきたりとかしながら、これがもしも地方議員までっていうことになったとしたら、これ桁変わりますね、申し込んでくる人の。
そこまで精査できるだけのマンパワーがあるものじゃないから、そこには手つけられないんですよ。
だからこそ今やるべきことは何かって言ったら、国政において議席を取るということで、これ収入変わるんです。当然。
入ってくるお金変わりますから。
それによってできることもまた広がるんですね。
地方を取っていきながらっていう考えもあるけど、じゃあ逆にその精査していくっていうところに対して、いや、他の党とか多分そこまで精査したりとかしないかもしれませんよ、ひょっとしたら。党によるかもしれないけど。
でもその作業求められるでしょ。
誰でもいいってことじゃないでしょ。
で、その話一回ここに置きますけど、勝手連
どうして群馬で買ってれんってものができたか。
つったらやっぱり世の中変えたいと思ってる人たちですよね。
世の中変わりゃいいのにって。
山本太郎を愛してるからっていう人なんて多分数少ないと思いますよ。
山本太郎ファンクラブじゃないでしょ。
山本太郎ファンクラブだったら遠くからそっと見といていただきたい。そういう思いです。
そうじゃないと思う。私はね、集まってる人たちは。
世の中を変えたい。そこに対して私たちが言ってる政策だったり、私たちが掲げてるビジョンという部分に共鳴をしてくださったからこそ、応援をしたいと思ってくださった。
私はそう思うんです。
そう考えたときに非常にありがたい。
なので、ポスター貼り。一番重要なことをやってくださった方々には頭しか下がらない、ありがとうございますっていう気持ちしかない。
ただ、その応援だけではなく、やはり日本を変えるためには、この国を変えるためには、まず、自分の周辺地域を変わっていくっていうところに踏み出さない限りは、変えようないですよ。
日本を変わるためにはそれ必要じゃないですか。
自分たちが選挙って何なのかってことを分かって、自分一人一人が選挙、自分一人で選対の中に入って選対長を務められるぐらいのノウハウ、スキルを持ったとしたら、これ全国にも候補者がいたとしても、手をかせるし、自分たちでも回せるし、みんながスキルアップしていかなきゃ国なんて変えられないんですよ。
もちろん人によってできる範囲、できない範囲がある。
だからそれはそれぞれの自由。疲れたら休む。
だって誰の言うことも聞く必要ないでしょ。
勝手連なんだから、ボランティアなんだから。
でもこれが組織になったらそういうわけいかないですよ。
だって組織の命令だから。
だから最高、一番自由度の高い形で世の中を変えるために、最終的には自分たちの仲間うちから政治に関わるような人たちを送り出していってくれるような集まりになるっていうような勝手連が全国にできたら素敵じゃないですか。
私はそういうことの方がいいと思ってるんですね。
私はそういうことの方がいいと思ってるんです。
で、あのその、議員を出すっていうのにもお金がかかるしみたいなところに関して、それは本当にそれをやりたいって気持ちになったとしたら、そこでは悩まないです。
何かしらの手立てを探す。声掛けをしたり。
いろんな形でお金を集めようとするわけです。
私たちも節操ないでしょ、お願いします。
今回も助けてくださいってことをいつも言ってるじゃないですか。
節操ないって言い方おかしいけれども、必要なことを皆さんにお伝えして、こういうプロジェクトでやっていきますから力貸してくださいってことを言ってるわけじゃないですか。
なので今、あなたの中のテンションでは、そんな候補者立ててまで自分の周りでやるような体力、そして気力っていうものは周りにはないっていう状態だったら、それはそれなんですよ。
でも状況って一生そのままずっと推移するわけじゃないでしょ。
興味の対象がれいわ山本太郎に向かなかったとしても、世の中は何とかしなくちゃいけないんだっていう気持ちが、その日が消えない限りは、何かしらの活動をしていくわけですよね。
だとするならば、政治から変える以外ないんですよ。
市民運動も素晴らしい。なくてはならない存在。
みんなの横のつながりをしていくっていう意味で非常に重要。
でも、その市民活動を超える政治活動に手を出していく、市民活動の中から候補者を出していく、ってことをみんながやっていかなきゃ間に合いますかね?
この国が壊れていくことに対して。
私は2011年に原発が爆発して、そこから自分一人だけでいろんなところ参加しながら、右も左も分からないまま進んできたけど、このまま、このまま居続けたら、世の中変えづらいなと思ったんですよね。
やっぱり自分が決断をして政治に関わるってことを、最後のカード自分の中で、最も嫌だった、一番嫌なカードだけど、世の中変えるためには必要だって思えるカードを切ったんですよ、私はね。
それを皆さんに強要しません。強制しません。
個人の自由だから。私はやりたいからそれをやっただけ。
だから基本的には皆さんもやりたいことをやる。それに尽きるんです。
今は手伝いたくない。いいじゃないですか。手伝わない方がいい。
気持ちが入ってないときになんとなくやるっていうことは不幸なんですよ、
お互いにとって。助かるけどね。助けてくれたら助かるけど。
でも、それが勝手連、ボランティアとの関係じゃないですか。
組織じゃないんだから。
でも私は、この前橋やこの群馬やその他の地域に対して、自分たちの候補者が決まったときにはそこに支部ができて、自分たちの候補者が立って、周りとその何だろうな、関係性を作っていくっていう支部が立ち上がるのはそれからだと思ってるんです。
そうじゃないときには、当然その支部が立っていないところには、勝手連の人たちがその地域のことやれいわのことも気にしてくれながら回していってくれるっていうのが一番の理想なんですけど、一番の大きな理想は地域政党が立ち上がるような形になっていったら、この国面白くなっていくのになっていう思いがあります。
で、都知事選のことだったり、内部のごたごただったりっていうことで離れるっていうことがあったとしても、私はしょうがないなと思います。
だって、それ考え方の違いがあったりとか、それぞれの理解が違うわけですから、そこに対してちょっと距離を置きたいなと思うんだったら、早めに置いたほうがいい。
だって不健全じゃないですか。
一回提出したからこれはずっと繋がっておかなきゃいけないんだなんて決まりどこにもないんですよ。
だって組織じゃないんだから。
すべては自分の判断なんですよ。
自分がどうしたいか、その気持ちに正直に動いていただく以外はない。
で、いろんな声っていうのは当然いろんな角度から集まってきます。
でもそのすべてを精査できるわけじゃない。
だって巨大なコールセンターがあるわけじゃないですから私たち。
もうすでに私たちの身分ではないような職員の数を抱えて赤を出しながら前に進んでるんですね。
で、どうしてそれが必要かって言ったら絶対必要なんですよ。
だって選挙いつあるかわからないでしょ。
去年、参議院選挙が終わった後、その年中に衆議院選挙があるんじゃないかって思って回ってたんですね。
当然皆さんと繋がるってこともあったけど、全国回ってるっていうのはいつ選挙があってもいいようにもう一回みんなと確認、繋がるっていうことをやっていこうっていうことでずっと回ってたんですよ。
だからバッジを失ったとしても繋がり続けることができるんだったら、これはバッジがなくてもそれを上回る活動量を作り出せると思ったんですね。
でもその途中でコロナ来たでしょ。
これは誰も想像つかなかったことですよね。
だって一番こうやって直接皆さんの声聞きますよっていうグループだと思うんですよ。
どうです? 党首がこんな顔出します?
……あ、いやいや、とんでもないです。他にもいらっしゃるでしょうけど。
だって会いに行ける党首ですからね。2人しかいないちっちゃいなグループですけど。
一番声が届きやすいグループのはずなんですよ。
でもそこに溝ができてしまったのはやはり外回りができない、箱でも集まれないっていう状況ができちゃったってことですね。
そこは一番大きな溝だったんだろうと思います。
でもそこはカバーしていくしかない。
もういいやって脱落していった人に対してもう一度ケアをして、もう一度輪の中に入っていってもらうっていう時間はもうないです。
ない。はっきり言っちゃうと。
だからそれぞれが自分の考えをもとに判断してもらうしかない。
またどこかで会えることもあるかもしれない。
そういう形で進んでいかないと、もうあまりにも時間がないっていう認識が私です。
とてもじゃないけど無理。
そんなことやったら私が倒れる。
少なくとも今このグループの中で私が倒れるっていうわけにはいかない。
だから山本太郎なんかいつ倒れるかわかりませんよ、そう考えたらね。
倒れるっていうのは色んな意味での倒れるっていう意味。
山本太郎やれいわに、れいわを応援するっていうスタンスでいるよりも、この地域をなんとかしていくようなグループがれいわの勝手連も兼ねてるっていう方が強くないですか。
山本太郎倒れたらどうします?
死んだらどうします? 車引かれて。
ねえ、停滞するじゃないですか。
山本太郎が生きていようが死んでいようが、諦めようが諦めないがっていう、そんなことに左右されることなく自分たちは何をやっていくかってことを明確に目的として持った集まりが、ここ群馬にあるっていう形を作っていく方が私は日本は変えられると思います。
そういう感じですね、すいません。
なので、今体力を失って気力を失ってっていう人たちもいるでしょうけど、私はゆっくり休まれた方がいいと思います。
で、その対象、応援したいっていうような思いがあって、その対象が変わったっていうんだったら、その対象を一生懸命応援してあげてほしい、そう思うんです。
そこに対して帰ってきてくれっていうようなネゴシエーションはしてる暇はない。
でも、世の中を変えていこうとする者同士なんだから、またどこかで交わることはあるだろうというふうに思います。
はい、すいません。ありがとうございます。