OCEP第五電算室

この国を今一匹の亡霊が徘徊している――クソネミと言う名の亡霊が。

「過去の被曝に対する発言について」が謝罪になっていない、という支持者からの指摘に反論する山本太郎代表 (2024年4月13日 福島)

前置き

2024年4月13日、れいわ新選組代表の山本太郎氏は福島市内で「増税?ダメ♡絶対!デモ in 福島」を行った後、「山本太郎とおしゃべり会 in 福島県福島市!」をコラッセふくしまにて開催した。

この時、れいわフレンズ*1の参加者から、2021年3月に代表が公開した「過去の被曝に対する発言について」*2は謝罪になっていない、という指摘と修正のお願いがあった。

山本代表は、政治家になる前の発言で傷付けてしまったことがあったことに対しては謝罪する一方で、食品中の放射性物質の基準値はもっと厳しくするべきという主張は間違っていないとしたほか、上記声明文の内容を繰り返し主張した。

質問

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質問:
ありがとうございます。質問の前に1つだけお願いがあります。 公式ホームページ見ますと、福島県に対する風評被害について謝罪の文がありました。私、5度くらい読みましたけれども、私はれいわのフレンズになってます。 それでも、あの文に対しては、とても謝罪とは実は思えません。なぜなれば、福島から出られない人がいるということは山本代表が初めて知ったという文があったからです。

それは、私はその部分は間違ってないと思いますけれども、実は出られなかった人だけではなくて、当時、福島県というのは全力を挙げて全品検査、全品検査っていうのは、 ほうれん草が一束あったら全部検査です。そういうことを何年も何年もやっておきながら、 山本代表の被害というのは、出れない〔時間終了のチャイム〕ごめんなさい、

出れない人じゃなくて、食べ物がベクれてるとか、給食、大丈夫か。その点については、あの文は謝罪になってないので、ぜひ検討していただきたいと思います。

回答

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山本:
で、冒頭にお話しくださった福島県へのお話ですね。原発事故がありましたと。その時に私は芸能の仕事をしてました。 私が政治の世界に足を踏み出すのはもうちょっと後なんすね。 なので、政治家山本太郎としての認識の間違いということではないことを、

これはまずわかっていただかなきゃダメです。私はこの国の一国民として、自分の考える意見を言ったっていうことだけで、自分の思う考えの元に動いたってこと。それ以上でも以下でもないんです。ただし、 その動き方であったり、自分の発言の中に、ある意味で乱暴であったりとか、ある意味でその当事者たちを傷つけるような言い方があった。 私自身も今そう感じるところはあります。私が今あの時に戻れるんだったら、言い方やどうやってみんなを動かしていこうかっていうやり方に関しては多分変えていくと思います。同じことはやらないと思う。

だって、20年間芸能界で生きてて、社会運動だったり市民運動とか一切関わったことなくて、合意形成をやるなんてことはやったことないわけですよ。 だとするならば、危ないっていうふうに自分が思った時に、逃げてくれっていう。逃げてくれ。どうして逃げないんだよって。 冷静に考えれば、社会経験がちゃんとあるならば、逃げろって言われたって逃げられない人たちもいるし、その土地を守らなきゃいけない人たちもいるんだってとこに繋がるんですけど、でも、当時の私にはそういう考えなかったってこと。

もうこれはもうどうしようもない事実なんですね。首振られてるけど、でも、そういうことなんですよ。私自身の話だから。で、 私が初めて知ったのは、何かつったら、この国にやっぱり 生活が不安定で大変な状態にあるって人たちが大勢いるってことも知らなかったんですよ。どうしてかつったら、自分が社会に出た16歳から大人になるまで、1度も経済的にこけたことないんですよ。

16歳の時から給料制で事務所と契約してお金をもらってた。で、あとはもうずっと上がっていくだけなんですよ。ちゃんと仕事があれば。だから、 この国に貧困という状態が存在してることもわかってなかったんです。30後半にしてもですよ。 私がそういう世の中っていろんな問題があるんだってことにやっと気づけたのが、原発事故の後だったんですよ。最初に

原発事故のこと、被曝のこと、そこに自分は関心を寄せて、 でもそこから先に、社会にはいろんな問題がある、貧困もある、労働問題もあるってことに広がっていった。その時に自分で気づけたってことなんです。なるほど、と。 逃げろと自分が言ったとしても、逃げれない状況もあるし、先ほど言った通り、経済的に逃げられない。それだけじゃない。

先祖代々受け継いだ土地というものを、これは放棄して、そっから立ち去ることは、これはダメなんだと、 守り続けなきゃいけないんだっていう考え方があったりっていうことを気づくのはだいぶ後だったんですよ。それを考えながらば、その私が、なんだろうな、 当時、勉強不足であったり、知識がない、経験がないというところで、そう思い込んでいたことに関しては、もう謝るしかないんですよ。

誤って許されるものじゃないっていう言葉も私は受け止めたいと思います。 当然です。自分が未熟であったことにおいて傷ついた人がいるならば、それはもう未来英語を誤ります。そういう宣言です。 その謝罪では不十分だった。その私が謝罪文を出した当時、自分が芸能人で、認識不足、

不勉強のために知らないことが多すぎて、それで多くの人たちを傷つけたかもしれない。傷つけたという事実があるならば、それは謝るしかないとした認識が それでは不十分だって言われるなら、それは受け止めるしかない。 ストレートにそう思います。……論点が違う? じゃ、ごめんなさい。補足してください。ごめんなさい。そんなに時間かけられません。

質問:

そうしなければ生きられない、故郷でを捨てられない。そういう問題ではなくて、例えばベクレルとか、今食べてる給食は安全ですかとか、そういったものです。 全品検査ですとか、ローカル局っていうのは、東京とか大阪のようなキー局がやってないニュースを今でも地道にやってます。 その中で、食に対する問題っていう、いわゆる放射能のベクレルの問題です。そこのところ、逃げる、逃げれないの問題ではなく、食に対してです。

山本:

OK、分かりました。なんだろう、答えとしてそこの部分をまだできてなかったってことはお詫び申し上げます。じゃあ、今から答えますね。 今でも報道が伝えてるっていう話と事故後すぐの話っていうのは全く違います。当然ですよね。 事故後数か月間の空間線量と今の空間線量比べられないでしょ。これ、食料も一緒の話なんですよ。

100ベクレルという数値が高いか低いかなんて決められるか?ってことなんですよ。私は高いと思う。 チェルノブイリがあった時に、ロシアであったり、その周辺の国々で使われていた、採用された数字よりも高い数字なんですよ。100ベクレルっていうのは皆さんご存じでしょ。 それを考えた時に、設定が高いということに対してはやっぱり警戒をする。私は自分を守るためにそう考えていた。

そして、子どもたちを守るためには、当然子供の方が放射線に対して感受性が高いわけだから、しかも内部被曝につながるっていうものに関しては特にセンシティブにならなきゃいけない問題。 何よりも、当然、それまでは年間1ミリを超えないように、 年間1ミリシーベルトを超えないという世界的なコンセンサスのもとに被曝というものを考えられてたものが、

20ミリまでオッケー、学校に通っていいっていうようなことっていうのは、私はありえないと思ってんです。今でも思ってます。それはありえない。 どうして1が20になんのよ。事故があったからだろって。それはわかりますよ。 でも、1が20になったって、人間の体が20倍強くなるわけじゃないですよ。それってただの数字の問題なんです。

数字を上げて問題ないってことにされたって話なんですよ。 おかしいでしょ。だって、放射線管理区域、24時間365日続ける人います。いませんよ。

年間5ミリ。年間5ミリ程度がおそらく放射線管理区域ですよね。その何倍なんですかってことですよ。20ミリって、

放射線管理区域の4倍の影響まで許容する問題ない理由は、数字を上げたからって、これ、国民の生命、財産守るって話にならないだろうってことなんですよ。 せめて、じゃあどうしなきゃいけないかっつったら、これだけ広域に渡るような大公害を巻き起こしたっていう状態であるならば、当然、国が責任を持って、時間がかかったとしてもそこから1度移動していただく、 そして、徹底的に除染などをした上で、元々はこれぐらいの数値だったけれども、ごめん、

事故を起こしてしまった、で、私たちは懸命に取り組んでこれぐらいの数値に戻るということになってるけれども、その時に、戻りたいですか、戻れませんかっていうことを聞きながら、それぞれの補償を個別に決めていくっていうことをしなきゃダメなんですよ。 だって、原発事故を起こしたのは福島県民じゃないですよ。当然でしょ。それを国策でやってきた国でしょってことなんですよ。 なのに、どうして、加害者側がどうしてあんなに態度がでかいんですか。ありえない話でしょ。

未来永劫保証しなきゃダメな話なんですよ。だって、汚染された土地、これがまっさらに戻ることはないんですから。 除染ではなくて移染なんでしょ。数値を常に変えていかなきゃダメなんですよ。100ベクレル以下、 1キログラム当たり100ベクレル以下に関しては黄色いドラム缶の中で管理しなきゃいけないものを、

8000ベクレルの土までは公共事業に使えるって、そんなことやってる国あんの。ないですよ。世界で初めて、 逆に言ったら、日本で今これから進められていくこと、これまで進められてきたことは、新基準として世界中で起こる事故に当てはめていかれるんですよ。 私はそういうの良くないと思ってます。食べ物に関してもそう。100ベクレルが高いか低いかっつったら、事故前の基準なんで、すべて。さっき言いましたよね、

普通の人間が住んでて1ミリシーベルトを超えないようにしようというコンセンサスのもと、20倍になったのはあり得ない。 だからこそ、それが下がるまでは皆さんには1度別の場所に移っていただくとかっていうことが、本当はやらなきゃいけないことだったと私は今でも思います。 で、食べ物に関してもそう。例えばですけど。〔スライドを映す〕はい、ちょうだい。

事故前の食品の放射能の測定結果っていうのを見ていただきたいんです。はい。 原発事故前、2010年時点で各地で行われていた測定結果。東北でも関東でも、1キロ当たり1ベクレル以上の検出ないんですよ。 って考えたら、100ベクレルっていうのは、リスクがどれぐらい上がったかってことがわかると思うんです。

それを、大丈夫だ、安全だ、食べなきゃ応援しすることにならないっていう話じゃないんですよ。それっていうのは、誰に対して免責をすること。 それは事故を起こした事業者や国に対して責任を取らせないということになるんですよ。もちろん罪はないですよ、農家の皆さんに。 で、私がベクれてるっていう話をしたっていうのは、言葉の使い方としてそれはあまり良くない使い方。当然です。

だからこそ、お詫びを申し上げなきゃいけないのは当然のこと。でも、福島県、 福島に対して私がそう言ったっていうのは物事を矮小化しすぎだって。福島県内だけにとどまるんですか。汚染は。違うでしょ。 東京にも2回放射性プルームきてますよ。で、ホットスポット作ってってますよ。ってことは何かっつったら、

福島県以外にも東北も関東も汚染をされたっていう事実があるってこと。私が言っている、当時のね、 不適切な発言だったと思うけども、ベクれてるっていう話は、福島県に限定してない、関東、東北というもっと広い範囲に対しての話なんですね。 で、話戻ります。事故前から続く環境放射能水準調査、食品資料を含むということでやってることなんですね。

環境放射能水準調査、原子力規制庁が平時及び緊急時における保護者能の分布状況を把握すると目的に、各都道府県に委託して実施しているもの。環境 研究センターでは、県内の放射線量及び各し治療中の放射能を測定することにより未然防止を図ると、汚染のっていうことを千葉県がこれ出してるものですね。 例えばだけど、北海道だったらどんなもんなんですかってことなんですけれども、北海道、東北水産物、こちらの2010年

1月から12月の測定結果、未検出除くということで見ていくと、 様々な、フナ、タラ、昆布、ホタテ貝、サケ、ワカメ、カレイ、ホタテ貝も様々ですね。サザエ、アイナメイワナ福島県も山形も秋田も全てですけど、1ベクレル超えはないんですよ。

今、検出されるものが少ないという話になったとしても、当然、事故あった直後とかしばらく、数年っていうのはやっぱり高い放射線量出てるものもありましたよね。 それを考えるとするならば、国が訴え、国が安全だと言い切る100ベクレルっていうものに、私は やっぱり予防原則に立たなきゃいけないっていうのは当然のことだと思うんです。国の生産者に対する補償や

東電からの補償を、これある意味で免責するために みんなで応援しようって空気を醸成していくっていうのは非常にまずいことだなって私は当時も思うし、今も思うんです。 逆に言えば、100ベクレルではなくてさらに厳しい数値にしていく、で、それを表に出していく、

そっちの方が私は信頼に足る。逆に言ったら、じゃあ問題ないよねって手に取れる。なんとなく大丈夫だっていう空気を広げていくっていうのは、私はやり方としておかしい、そう思ってんです。 で、何よりも、やっぱりこれは徹底的に保証するってことをしなきゃいけないことなんですよ。だって、汚染したのは誰だって、 事業者だろって、国だろって。はい。

関東の水産物、2010年の1月から12月、こちらもそうです。先ほどと同じように、関東も1ベクレル超というのはないんですよ。 はい。北海道、東北農産物、野菜、2010年の1月から12月。1ベクレル超はないんですよ。 これを考えた時に、一生懸命測定していました、100ベクレルは超えていませんということを、私は

国民の側から、だから安心していいんだっていうような形に持っていくっていうのは非常にまずいことだなと思ってます。今でも思います。 で、私は当時、戦い方なんて何もわかってないんですよ。だって芸能人16歳からやり続けてきて、社会問題全く興味もたな持ってこなかったんだから。 でも、事故があって、自分の中で許せなくなって声を上げて、まずは東電と国にこれは徹底的に保証させる方向に持っていかなきゃいけない。

1倍を、1ミリを20ミリまでオッケーっていうような、ある意味でのサイコパスの奴らとの戦いなんだっていうような考え方だったんですけど、やり方がわからないから逃げてくれって言うしかなかった。 そのことに対して私が批判される言葉遣いがなってないとか、あまりにも傷ついたってことは、私が死ぬまでこれ謝り続けますよ。当たり前です。 私の勉強不足、

それだけじゃなくて、そこを思いやるという方向、別の戦い方、いろんなことが私の中に足りていなかったってことなんすよね。 じゃあ、今も食品の問題だったりとか東電に対する話っていうものを国会の中でやってる人たち、どれぐらいいるんですかってことですよ。 いませんよ。数少ないですよ。だから、私がやらなきゃダメなんですよ。

じゃあ、求めていくべきことは何なのかって考えた時に、東海村の基準ですよ。ひしゃくでプルトニウムを掬ったみたいな話がありましたよね、東海村。 あの時に東海村は一体どのようなことを人々に保証したかってこと、それをちょっとだけ最後に見ていただいて、次の質問に行かしてください。 いいですか。はい。こっから行こうか。はい。JCO東海村

臨界事故って何だったか。99年9月、茨城県東海村にあるウラン加工工場で起きた国内初の臨界事故。 高速実験炉で使う燃料用ウランを製造している途中で核分裂、継続的に起きる臨界が発生。燃料を製造していた作業員2名が急性放射性障害で死亡、周辺住民667人も被爆したという内容でした。 これはレベル4、レベル4ということになったんですね。で、茨城県東海村ではどのようなことにしたか。

1ミリシーベルトを超えるというところにいた人たちは、年1回、 0歳の赤ちゃんが82歳になるまで無料で検診を受けられるような状況を担保する、担保した。それを継続しているっていう状況。福島にそんなことある。 全ての希望者が対象。一部滞在者を含む住民だけじゃないんです。その時、仕事でたまたま来ていました。そういう人も該当するってこと。

がん検診を上乗せした市町村住民検診。そういうものもあるってこと。はい。レベル7 福島第1原発20ミリシーベルト以下で帰還。20ミリシーベルト以上でも今帰還させようとしてますよね。 家の周りだけ除染しといてあるわって。家の周りだけで生きてるわけじゃないよ、人間はって。

家と集会所とお墓を往復するだけで終わらないよ、人生はってことですよ。事故が起こる前の基準が全てなんだって。 当然じゃないですか。その時の運用のしやすさによって 数字を変えるっていうのは、人の命守る観点には立ってない。予防原則なんて無視ってことです。

健康審査は原発事故時に避難区域に居住していた人のみ。じゃあどうすればいいんですかってことですけど、やるべきことは何かっつったら、 収束の仕方がわからない。原発、おそらくこの先数百年続くんですよ、あれを収束させるためには。でもこれは はっきり言っちゃったら、国も東電も収束させないんです。

もうここらへんで廃炉だろっていうところを決めたいんですね。それがおそらく2050年っつってる。2050年までに廃炉って、そんな短い期間に廃炉なんてできるわけないんです。一般の原発と同じ長さなわけないでしょ。 収束の仕方わからないんだったら、数百年にわたって世界中の知恵、お金を集めて、 これ収束していくってことを目指していかなきゃいけないんですよ。何代にも渡って当たり前のこと。でも、東電と国はそんなこと考えてませんよ。

もう終わりの時期探ってるというよりも、めどは立ててるから、2050年までにこれ終わらすってことは、もう確実に2030年、50年っていうところを見ていきながら終わらせようと思ってるんですね。 はい、ここまでですってことを決めようとしている。さっさと終えたいからこそ、汚染水、海に流すんですよねってことです。 無茶苦茶ですよ。そんなん逆算してできるもんじゃないってこと。

このような東海村のあの事故でさえも、ここまでの手厚いということをカバーするってことを約束している。そして継続されてる。一方で、 レベル7のこの事故ではって。それを考えた時に、やっぱり未来英語、これは 医療費であったり様々なもの無料にするぐらいのことしなきゃダメなんですよ。様々なものが奪われたんだから、

それに対して誰が責任取るかっつったら、事業者と国しかないでしょ。東電ごときが追えるような罪じゃないんですよ、実は。だから、国家としてやっていかなきゃいけない。

それをやるためには、やっぱり自分も国会の中にいる必要があるだろうな、そう思ってます。もう終わったことだっていう認識にされちゃってるからね、今でさえも。今更まだ言ってんのかお前って言われますからね。 まだも何もないんだって、何も終わってないんだよっていうのが本当のところ。そういうところです。言葉足らずのことでね。傷つけたことに関しては 謝罪を続けるしかありません。ありがとうございます。

補足

山本代表は、さも自分だけが国会で食品安全の問題提起をしているかのように主張しているが、筆者の知る限りでは少なくとも「基準値を下げるべき」と国会で発言したことは2018年以降ない。2017年には「この基準値で人体への影響がないということは言い切れません」と言い切っていたものが、翌年以降は「食の安全については〔中略〕食品の安全基準値においてはおおむね担保されています」という表現に変わっている。

傷付ける表現を行ったのは政治家になる前、としている点も特徴的である。「ベクれてる」発言をライブ配信で行い問題となったのは2013年10月、議員当選後である。政見放送で主張していた「東京の汚染地図をつくる」という公約は、10年以上経った今でも果たされていない。

個人的には、福島の支持者、それも女性から要望されるという点で、11年前の保養イベントを思い出す。福島で子育てをすることに対するバッシングがひどい、諫めてくれないか、という要望に対し、山本太郎議員は直接答えず、「避難の権利」が確立しても県外に避難しない人はいるのか、と返した。この「避難の権利」もまた、山本代表の口から語られなくなってずいぶん経つ。

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*1:れいわ新選組の無料会員。なおこの党に党員制度は存在しない。

*2:これ自体は自著『僕にもできた! 国会議員』からの引用がメイン